超高速無線LAN!802.11ac NECルータのブリッジモード設定とWi-Fi設定方法
IEEE802.11ac対応のNECルータ、WG1800HP、WG1400HPを「ブリッジモード」にして、「IEEE802.11ac」の規格で無線LANを接続する場合の手順
「ブリッジモードって何?」という方はこちらの記事を参照。
既にルータを所持しており、有線LANではインターネット利用が可能という環境に無線LANルータを追加導入する場合の手順。
802.11ac対応ルータWF800HPは設定手順は同じだが、ルータ設定画面の構成やデザインがWG1800HPらとは異なる。
「まだネット設定が終わっていない!」というようなインターネットの初期設定からの操作が必要という方はこちらの記事を参照。
しつこいが本記事は以下の環境の方を対象をとした設定手順になるのでお間違いなく!
NTT製「ひかり電話対応ルータ」等のブロードバンドルータが、既に宅内LANに設置済みで、有線LANでのインターネット利用は可能という環境。
「マニュアルを見て自分なりにやってみたけどできなかった」、「ルータをいろいろイジってみたけどよくわからなかった」など事前に少しでも設定を試している場合は、以下を実施する前にルータの「初期化」(工場出荷時状態に戻す作業)を必ず実施!初期化方法はマニュアルに記載あり。RESETボタンを押すだけの非常に簡単な作業となる。
下記 A-1.~ A-3. は、NECルータをブリッジモードにする手順
A-1. NECルータの動作モード切替スイッチを「BR」位置にする
※NECルータの電源はOFFの状態でOK!
A-2. NECルータの電源を入れ「ACTIVE」ランプが橙点灯になることを確認する
※この時点では他の機器とは未配線のままでOK!
A-3. 既設ルータのLANポートに接続したLANケーブルをNECルータのWANポートに接続し配線完了
以下 B-1.~B-4. は無線子機(PC側)のセットアップとルータとPC 間の無線接続手順
※今回は「高速無線LAN」がテーマのため、802.11ac でWi-Fi 接続をするための手順解説となっている。802.11ac対応の外付け無線アダプタ(子機)を持っていない、またはPCの内蔵無線アダプタが802.11ac対応のものという方は、以下手順 B-1とB-2 は不要となり、B-3 から進めて構わない。
B-1. IEEE802.11ac対応の無線子機(外付けワイヤレスアダプタ)を用意する
※PCにはまだ装着しない。
※PCの内蔵無線アダプタが802.11ac対応のものならば、外付け子機は不要。
※NEC製の802.11ac対応無線子機は「AtermWL900U」などがある。
B-2. 自分のPC のOS に対応した無線子機用のドライバをインストールする
※インストール方法は子機付属のNEC CD-ROM をPCにセットし画面の指示に従うだけ。
※ある程度スキルのある方は、CD-ROMから余計なソフトはインストールせずドライバのみをインストールしても構わない。またCD-ROMを使わずWeb上から子機用のドライバをダウンロードしてインストールしても構わない。
(無線子機がPC側で認識されればセットアップは完了)
次にNECルータとPCを802.11acの無線で接続する作業に入る。
B-3. NECルータ背面にあるラベルから「オーナーSSID(5G)」を確認
802.11ac の超高速Wi-Fi を実現するには「オーナーSSID(5G)」に必ず接続!
※「オーナーSSID(2.4G)」に接続すると802.11ac での接続にはならない。
B-4. PC側で検出しているSSIDの中から、「オーナーSSID(5G)」を探し、ラベルに記載の「暗号化キー(AES)」を入力し接続完了となる
ルータとPC 間の、無線接続については以下の記事を参照
Windows XP の場合
Windows Vista、Windows 7 の場合
Windows 8 / 8.1 の場合
Mac OS 10.5 / 10.6 / 10.7 / 10.8 / 10.9 の場合
【補足】
802.11ac 対応の無線子機を持っていない場合で、PC の内蔵無線アダプタが802.11a 非対応(5GHz利用不可)の場合は「オーナーSSID(5G)」に接続することはできない。いくらやっても「オーナーSSID(5G)」に接続できないような場合は、「オーナーSSID(2.4G)」に接続してみるとよい。
NECルータとPC間のWi-Fi(無線)が接続できれば設定はすべて完了。無線LANでのインターネット接続を確認しよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿