WEPで繋ぎたいのにWEPがない!?AirMac ExpressのWi-FiでWEPを使用する方法
2012年モデルのAirMac Expressの無線LAN(Wi-Fi)で暗号化(セキュリティ)をWEPにする方法(Express以外のAirMac ルータでも同様の手順で利用可能)
WPA2が当たり前の時代において、無線の暗号化種類を脆弱で解読可能な「WEP」にすることは推奨しないが、実際のところ「WEP」でしか繋げられない端末を所持していたり、WAP2やWPAだと無線接続ができず、WEPだと接続可能となるPCを利用しているユーザも少なくない。
もちろんWEPのみでWi-Fiを利用するのはセキュリティ面で不安が大きいため、MACアドレスフィルタリングやステルスやAny接続拒否という他の無線LANセキュリティと併用することが必要だ。
2012年に発売されたAirMac ルータのAirMac Expressは「WEP」対応と仕様には載ってあるものの、いざ設定しようとすると「WEP」が見つけられない。
AirMac Expressで「WEP」を利用するにはちょっとした操作が必要になるため、それをこの記事で解説する。
※WEPは無線親機と端末(PC)間で「WEPキー」と呼ばれる鍵データを照合して通信するが、このWEPキーの解読は簡単にできてしまうため、意味なくWEPを利用することは控えた方がよい。今回の記事はWEPの脆弱性やリスクを知ったうえで、WEPで接続しなければならないケースなどに役立ててほしい!
2013年に発売されたAirMac Time Capsule、AirMac Extremeの2機種はWEP非対応のため、この記事通りしてもWEPの利用はできないが、それ以外のAirMac ルータにおいて、「WEPを利用したいのに表示されない!」という場合には同手順でWEPを利用することが可能だ。
AirMac ExpressのWi-FiでWEPを使用する方法
※今回の内容は、AirMac Expressの初期設定ではなく、AirMac Expressの無線LANを既に利用しているユーザが「WEP」を利用する状況を想定して解説したものになるため、AirMac ユーティリティの起動方法や編集画面の開き方についての解説は省略する。
AirMac Expressの初期設定手順(PPPoE設定やブリッジモード設定)から確認したい場合は以下の記事を参照。
AirMac ExpressのPPPoE設定とWi-Fi設定
AirMac Expressのブリッジモード設定とWi-Fi設定
[ワイヤレス]タブを開き、[ワイヤレスセキュリティ]のプルダウンメニューをキーボードの[option]キーを押しながらクリックするとWEP(Transitional Security Network)が表示される!
※Windows の場合はキーボードの[Ctrl]キーを押しながらクリック
2013年に発売されたAirMac Time Capsule、AirMac Extremeの2機種はWEP非対応のため、上記手順でもWEPの利用はできないが、それ以外のAirMac ルータにおいて、「WEPを利用したいのに表示されない!」という場合には同手順でWEPを利用することが可能だ。
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