2014/10/20

iTunes 12 | CドライブのiTunesフォルダを別ドライブへ移動! iTunesデータ簡単移行術【ShiftキーでiTunes起動編】

iTunes12データ簡単移行術

iTunesのデータ移行【 iTunes 12 】

iPhone利用者増加に伴い、Windows PCにiTunesをインストールしてiPhoneのバックアップや管理をしている方も増えているが、CドライブにiTunesをインストールしてiTunes内のデータをそのままCドライブに保存し続けている方が意外と多い。何百、何千という曲データ、写真や動画などかなりの大容量データがCドライブに保存され、気が付いた時にはCドライブがパンク寸前(真っ赤)になってしまっているという状態だ。
Cドライブがパンク寸前(真っ赤)になってしまっているという状態

  • 「Cドライブがいっぱいでどうにかしたい」
  • 「Cドライブが真っ赤でパソコンの調子が悪い」
  • 「iTunesのデータをDドライブに移動したい」
  • 「iTunesのデータを外付けのハードディスクに移動したい」

こういった相談を受けることが多いので、以前 iTunes 11 のデータ移行方法をこちらの記事で解説したが、今回は「iTunes 12」のケースで解説していく。
『 Cドライブに保存されたiTunesのデータをDドライブへ移行する方法 』
※今回の記事では、Windows 8.1のパソコン操作を例に解説するが、Windows 8でもWindows 7でも同様の操作でデータ移行が可能だ。
※iPhone 6の登場によって、Windows PCのiTunesでiPhoneを管理していく方も増えていくと思うので参考にしてほしい。

Dドライブではなく、外付けHDDなどにiTunesのデータを移行したい場合は、以下の解説の「Dドライブ」を「外付けHDD」に置き換えて読むだけ。

【事前準備】データを移行する前にやっておくこと

ライブラリを整理してファイルを統合しよう

[iTunes Media]フォルダ以外の場所に保存した曲や動画をiTunesに登録していると、データ移行後に再生できなくなってしまう。それを未然に防ぐためにも「ファイルを統合」は事前に済ませておこう!

1. iTunesを起動したら、キーボードの[Alt]キーを押下し、メニューバーを表示させよう。

iTunesを起動したら、キーボードの[Alt]キーを押下し、メニューバーを表示させよう

2. メニューバーの[編集]から[設定]をクリックし、環境設定画面の[詳細]をクリックし、詳細環境設定画面から [iTunes Media] フォルダを整理 にチェックを入れ[OK]をクリックする。

メニューバーの[編集]から[設定]をクリック

環境設定画面の[詳細]をクリックし、詳細環境設定画面から [iTunes Media] フォルダを整理 にチェックを入れ[OK]をクリック

3. メニューバーの[ファイル]から[ライブラリ]を選択し、[ライブラリの整理]をクリック、表示された「ライブラリを整理」ダイアログ内の[ファイルを統合]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックする。

メニューバーの[ファイル]から[ライブラリ]を選択し、[ライブラリの整理]をクリック

「ライブラリを整理」ダイアログ内の[ファイルを統合]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリック

これでデータ移行前の事前準備は完了!

Dドライブへ移動したiTunesフォルダを[Shift]キーでiTunesに関連付ける方法

コピペと[Shift]キー操作のみでデータ移行を完了させる方法

今回紹介する方法以外にも簡単に別ドライブへデータを移行できる方法がある。
『 iTunesフォルダを含むミュージックフォルダを丸ごと別ドライブへ移動する 』
今回の方法とどちらが自分の状況に適しているか確認してみてほしい。

以下は Windows 8.1 のパソコン使った場合の操作例となる。

iTunesは起動せずに終了したままの状態で作業を開始すること!

1. Cドライブにある[iTunes]フォルダ全体をそのままコピーする。

「切り取り」ではなく「コピー」で進めよう!
Cドライブにある[iTunes]フォルダ全体をそのままコピー

[iTunes]フォルダの場所は、
「C:¥ユーザー(Users)¥(自分のユーザ名)¥ミュージック(マイ ミュージック)」
と辿ればあるはず。

2. Dドライブ直下に手順1でコピーした[iTunes]フォルダを貼り付ける。

Dドライブ直下に[iTunes]フォルダを貼り付ける

3. コピーが完了するまで待つ。

データ量によっては結構時間がかかるかも。
コピーが完了するまで待つ

コピーが完了しても、コピー元であるCドライブ内の[iTunes]フォルダはまだ削除しないでおこう。すべての作業が問題なく終了してから削除しよう。

4. Dドライブへのコピーが完了したら、キーボードの[Shift]キーを押しながら、iTunesを起動しよう!

キーボードの[Shift]キーを押しながら、iTunesを起動

成功のコツは、"[Shift]キーをすぐに離さない"こと!
以下にある手順 5の画面が表示されず、iTunesがただ起動してきた場合は[Shift]キーを離すのが早すぎた可能性が高い。

5. iTunes ライブラリを選択画面で、[ライブラリを選択]をクリック。

この画面が表示されず、ただiTunesが起動してきた場合は、iTunesを終了して手順 4からやり直し。
iTunes ライブラリを選択画面で、[ライブラリを選択]をクリック

6. Dドライブにコピーした[iTunes]フォルダ内にある「iTunes Library.itl」ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックする。

Dドライブにコピーした[iTunes]フォルダ内にある「iTunes Library.itl」ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリック

間違って、Cドライブ上の「iTunes Library.itl」ファイルを選択しないように!
「iTunes Library.itl」ファイルの選択ミス

これでCドライブにあった[iTunes]フォルダを、Dドライブへ移行する作業は完了! iTunesの 詳細環境設定画面 を見ると、保存先がDドライブになっているはずだ。
iTunesの 詳細環境設定画面 を見ると、保存先がDドライブになっている

すべての作業が問題なく終了したら、Cドライブに残してる[iTunes]フォルダを削除しよう。

今回解説した方法以外にも、以下のような簡単iTunesデータ移行術もある。
『 iTunesフォルダを含むミュージックフォルダを丸ごと別ドライブへ移動する 』


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