2013/10/08

フォルダごとデータを消してしまった!でも貴方のWindows 7 なら戻せるかもしれない

Windows 7 以前ver

以下はフォルダごと誤って削除してしまった場合の対処法となる。
ファイル単体の場合は、こちらの記事の手順でも以前のバージョンに戻せるかもしれない。


あぁぁぁぁ!消してしまったぁぁぁ・・・
フォルダごと消えたし、ごみ箱も空だし、もう終わりだー!!
そんな経験がある方もいるはず。そんな時でもまだ諦めるのは早い!
Windows 7 にはファイルやフォルダを「以前のバージョン」に戻すことができる場合がある


簡単に言うと、ファイルやフォルダを個別に、数時間 / 数日前の状態に戻すことができる機能となる。「システムの保護」を有効にしておくなどいくつか条件が揃っていないとできない方法だが、操作は至って簡単なので試してみる価値はある。


「システムの保護」、「復元ポイント」、「Windows バックアップ」など詳しく触れてしまうと、すごく長い記事になってしまうので、記事内では以前のバージョンへ戻す手順のみを解説する。もっと詳しく概要を知りたい方は以下を参照してみるとよい。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/previous-versions-of-files-frequently-asked-questions


フォルダごと削除してしまった場合でも「以前のバージョン」のフォルダを復元すれば何とかなるかもしれない方法


ごみ箱に入れたものや、削除作業により自動的にごみ箱行きになったファイルやフォルダに関してはごみ箱から元に戻せばよいだけなので、まずは慌てずごみ箱内を確認し、ごみ箱内に存在しない場合に以下を試すこと。


以下はデスクトップ上にある「Blog」フォルダを誤って削除してしまったケースを例に解説。(ごみ箱内にもない状況を想定)


1. デスクトップ上の「Blog」フォルダを間違って削除したことに気付かず、ごみ箱を空にしてしまったぁぁぁ!

誤ってフォルダを削除した!


2. そんな場合はひとつ上の階層にあるフォルダをまず特定する

今回はデスクトップ上の「Blog」フォルダを削除したため、「Blog」フォルダのひとつ上の階層にあるフォルダは「デスクトップ」になる。


C:¥Users¥(ユーザ名)¥Desktop¥Blog
上記のような階層のため、Blogフォルダのひとつ上はデスクトップ(Desktop)になる。


3. ひとつ上の階層にあるフォルダ(今回の例ではデスクトップフォルダ)を右クリックし[プロパティ]をクリック、次に[以前のバージョン]タブをクリックする


4. 表示された以前のバージョンの中から、直近のものを選択し、画面下部にある[コピー]ボタンをクリック

ここでは直近の2013/10/04 21:01のバージョンを選択。
以前のバージョン選択


5. 項目のコピーダイアログが表示されるのでコピー先を指定して[コピー]ボタンをクリック

コピー先選択

保存先は他の場所でも構わないがデスクトップ上に保存するのが分かり易い。


6. コピー中のダイアログが表示されるので、コピー完了後にフォルダの中身を確認する

コピー中


コピー完了後、中身を確認すると・・・
以前のバージョン復活


7. この以前のバージョンの「Blog」フォルダをお好きな場所へ移動すれば作業完了

※その他の以前のバージョンのフォルダやファイルは不要であれば削除してOK。


※今回は2013/10/04 21:01時点の「Blog」フォルダが復活したことになる。削除してしまった直前の状態に戻る訳ではないので、フォルダの中身を確認し必要に応じ手作業で修正を加えたりする。


フォルダは残っているが、中身のファイル単体を削除してしまった場合は、こちらの記事の手順でも以前のバージョンに戻せるかもしれない。

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