2013/08/04

Windows 8 の新しいスタート画面とデスクトップ画面の違いを解説



Windows 8 は、「Windows UI」 と 「デスクトップ UI」 の2つのインターフェイスを搭載している。

※Windows UI の呼び名は、Modern UI、Windows 8 UI、新 UI、スタート画面等々様々。

Windows 8 の起動時に最初に表示される画面のことを指す。

本記事では「Windows UI」で統一。


この2つのUIの違いを理解して利用している一般ユーザは少ない。

簡単にまとめると・・・


Windows UI 上では従来のWindows アプリケーションは動作しない。
※従来のWindows アプリとは、7/Vista/XPで使用していたアプリケーションのこと。ExcelやWord等のOffice製品や、Web上からダウンロードできる各種フリーソフト等。


Windows UI 上で動作するアプリは「Windows ストア」からインストールする。


Windows UI 上のアプリは基本的に閉じる必要がない。(× ボタンがない)
※PLMという技術により、CPUやRAMを消費しすぎないようにアプリを実行し、ユーザが直接やり取りをしているアプリのみがCPUを使用できる。


上記PLMが適用されるのはWindows UI 上で動作するアプリのみ。
※デスクトップ UI よりも、Windows UI を使用した方がバッテリの寿命は長くなる。


デスクトップ UI は、Windows UI 上のアプリケーションとして扱われる。
※簡単に言えば、Windows UI あってのWindows 8 ということになる。


Windows UI では、アイコンという概念ではなく「タイル」と呼ぶ。
※「タイル」はアプリの起動ボタンという機能のみではなく、タイル上に詳細情報を表示できる機能を備えているため、アプリを開かなくとも、天気やニュースなどをスタート画面上で動的に確認できる。デスクトップアプリ(Windows 8 の前に存在した全てのWindows アプリケーション)は、Windows UI にタイルを持つことはできるが動的変化はできない。

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