2013/12/18

IE11ではPPPoE自動接続できない!?もうIEに接続を委ねるのはやめよう!

Internet Explorer 11 PPPoE自動接続できない


OS機能で作成したPPPoE設定の自動接続がIE11ではできない


OS機能で作成したPPPoEって何?、自動接続ってどういうこと?という方は今回の記事を読む前に、以下2つの記事をまず読んでいただきたい。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2013/10/homenetwork-pppoe-explain.html
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2013/10/homenetwork-pppoe-pc.html


最新のWindows OS がWindows 8.1になり、Internet Explore のVer.が「11」になったが、IE11ではPCの機能で作成したPPPoE設定(広帯域接続、またはブロードバンド接続)をIE11起動時に自動で接続させることができなくなった。IE10までの「インターネットオプション」[接続]タブ内に存在した、「ダイヤルしない」、「ネットワーク接続が存在しない・・・」、「通常の接続でダイヤルする」という3つの選択肢がIE11では廃止されてしまった。
IE11では「インターネットオプション」[接続]タブ内の「ダイヤルしない」、「ネットワーク接続が存在しない時にダイヤルする」、「通常の接続でダイヤルする」という3つの選択肢が廃止された


「IE10のダイヤルアップ接続ループ表示(消えない)」トラブルがやっと改善されたので、バージョンアップされたIE11ではブロードバンド回線(光やADSL)でのPPPoE接続に対して「ダイヤルアップ」という矛盾ある表示形式ではなく、接続方式に見合った表示にしてくれることを個人的には期待していたが、期待とはまったく真逆で、自動接続機能ごと廃止にしてしまったようだ。


もうこれは、「Wi-Fi環境当然、ルータ導入当然」というMicrosoft側の考えなのだろうか?、モデムや終端装置とPCをLANケーブルで直接配線して、PCの機能でPCの中にインターネットの接続機能を作成するといった接続形態は『NG』という考えなのだろうか?
これでは、ルータなしのLAN環境でPPPoE接続していたユーザを軽視していると思われても仕方がないが・・・。


もうIEに接続を委ねるのはやめよう!


「ルータを導入」すればこんな問題一発で解決するのだが、「そこにコストをかけたくない」とか「ルータって何?」というユーザが多いのも事実だ。


ただソフトウェア(IE)の仕様変更の度にいちいち振り回されるのは嫌なので、PCの中に設定した接続設定に関しては、自分の手でいつでも好きな時に接続できるようになっておくことが一番だと考える。


PCの中にあるPPPoE設定の接続方法を覚えよう!


下記記事の下の方に載せてある『Windows 8(Windows 8.1) ブロードバンド接続の「手動接続」方法』という部分を参照し、どのように接続すればいいのかを覚えていただきたい。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2013/12/pcwindows-8-81.html


使用しているPC のOS がWindows 8 やWindows 8.1 ではない場合( XP / Vista / 7 )は、以下記事を読んで、「自分で再接続を行う手動接続」という部分を覚えていただきたい。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2013/10/homenetwork-pppoe-pc.html


Windows 7のPCでIEのバージョンが 10 から 11 へ上がった途端にネットに繋がらなくなった!という方は以下の記事を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/03/win7-ie11-trouble.html


そして、今後PCを複数台に増やす予定がある場合や、スマホやタブレット、TVやゲーム機などの各端末をインターネットに接続する予定がある場合は、こちらの記事を参照し、「ルータ導入」を検討してみることをおすすめする。


今回の記事で説明した「IE11の機能廃止」は今後のWindows Update で復活する可能性も考えられるが、その度に使い方を変更するという面倒な作業は避けたいので、IEに頼るのはもうやめて、自分で操作できるようになっておくことが何よりだと考える。



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