iTunes操作ほぼ不要!iTunes データ移行(Windows編)Dドライブや外付HDDへ簡単移動!CドライブにiTunesフォルダを残さない方法
iTunes 12をお使いの場合は、以下の記事を参照。
『 iTunes 12 データ移行 ミュージックフォルダごと移動する方法 』
『 iTunes 12 データ移行 コピペで移動してShiftキーで関連付ける 』
ドラック アンド ドロップで「iTunes フォルダ」を移動![Shift]キー + 「iTunes 起動」でファイルの関連付けも簡単に設定できてしまう
前回の記事では、
「iTunes 側での操作は一切不要!iTunes フォルダの格納元であるマイ ミュージックフォルダごとを別ドライブへ移動する方法」
について解説した。今回はマイ ミュージック丸ごと移動に抵抗がある方向けに、iTunes 側のちょっとした操作で別ドライブへiTunes フォルダすべてを移動する方法について解説する。「iTunes Library.itl」等のライブラリファイルをCドライブへ残したままにしておく必要はないのでご安心を。
※移動作業を開始する前に・・・
前回記事同様、移動作業の前に「iTunes Media フォルダの整理」と「ファイルの統合」の実施をおすすめする。これはiTunes で使用しているデータがPC内でバラバラに管理されている方に必要な操作となる(例えば音楽用のMP3ファイルがiTunes Media フォルダ内のMusic フォルダ内だけではなく他の場所に保存されているなど)。iTunes で使用している音楽データなどのすべてのデータがiTunes フォルダ内で管理されている場合は不要な操作となるため、省略しても構わないが、少しでも不安がある場合は念のため実施しておくと移動完了後に、「一部の楽曲が再生できない」等のトラブルを回避できる。
Ⅰ. iTunes を起動し、メニューバーの[編集]から[設定]をクリック、環境設定画面の[詳細]をクリックし、詳細環境設定画面から[iTunes Media] フォルダを整理にチェックを入れる
Ⅱ. iTunes メニューバーの[ファイル]から[ライブラリ]を選択し、[ライブラリの整理]をクリック、表示された「ライブラリを整理」ダイアログ内の[ファイルを統合]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリック
※iTunes に膨大な音楽データ等を保存していて、ライブラリの整理を久しくしていない方は、上記作業のⅠ~Ⅱを実施のうえ、移動作業を開始した方がよい。
それでは、移動方法にいついて解説する。
誰でもできる!「iTunes Library.itl」等のライブラリファイルを含めたiTunes フォルダすべてを別ドライブへ移動する方法。ドラック アンド ドロップ またはコピー アンド ペースト で移動するだけ!Shift キーを使ったファイルの関連付け操作も超簡単!
PCのスペックにも左右されるが、数GB程度のデータ量であれば数分で移動完了!
※今回はWindows 7 での iTunes Ver.11 を例に、CドライブのiTunes フォルダを、外付けHDDへ移動する場合の手順となる。
※iTunes は起動せず、閉じたままの状態で以下を実施。
1. CドライブにあるiTunes フォルダをコピーする
※iTunes フォルダ OS 別 デフォルト保存場所は以下の通り。
Windows 8 / 7 「C:¥Users¥(ユーザ名)¥マイ ミュージック¥iTunes」
Windows Vista 「C:¥Users¥(ユーザ名)¥ミュージック¥iTunes」
Windows XP 「C:¥Documents and Settings¥(ユーザ名)¥マイ ドキュメント¥マイ ミュージック¥iTunes」
2. 外付けHDDにコピーしたiTunes フォルダを貼り付ける
※コピー元のCドライブ上のiTunes フォルダはこの時点では削除せず作業完了後に削除。
3. コピーが完了するのをただ待つ
4. キーボードの「Shift」キーを押したまま、iTunes を起動
※「Shift」キーを押したままのiTunes アイコンダブルクリック操作が難しい方は、iTunes アイコンを右クリックして表示される[開く]を「Shift」キーを押したままクリック。
5. [iTunes ライブラリを選択]というMsgが表示されるので、[ライブラリを選択]ボタンをクリックし、外付けHDDにコピーしたiTunes フォルダ内にある「iTunes Library.itl」を選択し、[開く]ボタンをクリック
※必ず「外付けHDD」内にある「iTunes Library.itl」を指定すること
6. iTunes が正常に動作することを確認しデータ移行完了
※動作確認終了後、移動元であるCドライブ内のiTunes フォルダを削除。
前回、今回と2つの方法を載せてきたが、どちらも複雑な操作は一切なく、驚くほど簡単にできてしまう。「いろいろ調べてみたけど、手順がややこしくてわからない!」と結局CドライブにiTunes フォルダを置きっぱなしにしていた方や、「CドライブにiTunes Library.itl ファイルがあり、別ドライブに音楽データがあるのが何か嫌だ」と思いつつ放置していた方は是非試してみてほしい。
ちなみに筆者は、Windows 7 にiTunes をインストールしているが、ノートPCで様々な場所へ持ち運ぶことが多いので、「外付けHDDを家に忘れてきた・・・」となり、外出先でiTunes が使えない!というトラブルにならぬよう、Dドライブを拡張し、「iTunes フォルダ をDドライブへドラック アンド ドロップし、Shift キーでのiTunes 起動」の方法でDドライブにiTunes フォルダを保管している。
※Dドライブ拡張に関しては以下を参照。
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=012941
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