2013/09/23

iTunes操作ほぼ不要!iTunes データ移行(Windows編)Dドライブや外付HDDへ簡単移動!CドライブにiTunesフォルダを残さない方法



ドラック アンド ドロップで「iTunes フォルダ」を移動![Shift]キー + 「iTunes 起動」でファイルの関連付けも簡単に設定できてしまう


前回の記事では、

「iTunes 側での操作は一切不要!iTunes フォルダの格納元であるマイ ミュージックフォルダごとを別ドライブへ移動する方法」

について解説した。今回はマイ ミュージック丸ごと移動に抵抗がある方向けに、iTunes 側のちょっとした操作で別ドライブへiTunes フォルダすべてを移動する方法について解説する。「iTunes Library.itl」等のライブラリファイルをCドライブへ残したままにしておく必要はないのでご安心を。


※移動作業を開始する前に・・・
前回記事同様、移動作業の前に「iTunes Media フォルダの整理」と「ファイルの統合」の実施をおすすめする。これはiTunes で使用しているデータがPC内でバラバラに管理されている方に必要な操作となる(例えば音楽用のMP3ファイルがiTunes Media フォルダ内のMusic フォルダ内だけではなく他の場所に保存されているなど)。iTunes で使用している音楽データなどのすべてのデータがiTunes フォルダ内で管理されている場合は不要な操作となるため、省略しても構わないが、少しでも不安がある場合は念のため実施しておくと移動完了後に、「一部の楽曲が再生できない」等のトラブルを回避できる。

Ⅰ. iTunes を起動し、メニューバーの[編集]から[設定]をクリック、環境設定画面の[詳細]をクリックし、詳細環境設定画面から[iTunes Media] フォルダを整理にチェックを入れる




Ⅱ. iTunes メニューバーの[ファイル]から[ライブラリ]を選択し、[ライブラリの整理]をクリック、表示された「ライブラリを整理」ダイアログ内の[ファイルを統合]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリック




※iTunes に膨大な音楽データ等を保存していて、ライブラリの整理を久しくしていない方は、上記作業のⅠ~Ⅱを実施のうえ、移動作業を開始した方がよい。


それでは、移動方法にいついて解説する。

誰でもできる!「iTunes Library.itl」等のライブラリファイルを含めたiTunes フォルダすべてを別ドライブへ移動する方法。ドラック アンド ドロップ またはコピー アンド ペースト で移動するだけ!Shift キーを使ったファイルの関連付け操作も超簡単!


PCのスペックにも左右されるが、数GB程度のデータ量であれば数分で移動完了!

※今回はWindows 7 での iTunes Ver.11 を例に、CドライブのiTunes フォルダを、外付けHDDへ移動する場合の手順となる。

※iTunes は起動せず、閉じたままの状態で以下を実施。


1. CドライブにあるiTunes フォルダをコピーする

※iTunes フォルダ OS 別 デフォルト保存場所は以下の通り。

Windows 8 / 7 「C:¥Users¥(ユーザ名)¥マイ ミュージック¥iTunes」
Windows Vista 「C:¥Users¥(ユーザ名)¥ミュージック¥iTunes」
Windows XP 「C:¥Documents and Settings¥(ユーザ名)¥マイ ドキュメント¥マイ ミュージック¥iTunes」





2. 外付けHDDにコピーしたiTunes フォルダを貼り付ける



※コピー元のCドライブ上のiTunes フォルダはこの時点では削除せず作業完了後に削除。



3. コピーが完了するのをただ待つ





4. キーボードの「Shift」キーを押したまま、iTunes を起動

※「Shift」キーを押したままのiTunes アイコンダブルクリック操作が難しい方は、iTunes アイコンを右クリックして表示される[開く]を「Shift」キーを押したままクリック。






5. [iTunes ライブラリを選択]というMsgが表示されるので、[ライブラリを選択]ボタンをクリックし、外付けHDDにコピーしたiTunes フォルダ内にある「iTunes Library.itl」を選択し、[開く]ボタンをクリック

※必ず「外付けHDD」内にある「iTunes Library.itl」を指定すること





6. iTunes が正常に動作することを確認しデータ移行完了

※動作確認終了後、移動元であるCドライブ内のiTunes フォルダを削除。





前回、今回と2つの方法を載せてきたが、どちらも複雑な操作は一切なく、驚くほど簡単にできてしまう。「いろいろ調べてみたけど、手順がややこしくてわからない!」と結局CドライブにiTunes フォルダを置きっぱなしにしていた方や、「CドライブにiTunes Library.itl ファイルがあり、別ドライブに音楽データがあるのが何か嫌だ」と思いつつ放置していた方は是非試してみてほしい。

ちなみに筆者は、Windows 7 にiTunes をインストールしているが、ノートPCで様々な場所へ持ち運ぶことが多いので、「外付けHDDを家に忘れてきた・・・」となり、外出先でiTunes が使えない!というトラブルにならぬよう、Dドライブを拡張し、「iTunes フォルダ をDドライブへドラック アンド ドロップし、Shift キーでのiTunes 起動」の方法でDドライブにiTunes フォルダを保管している。


※Dドライブ拡張に関しては以下を参照。
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=012941

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