BUFFALO製Wi-Fiルーターを中継機として使う! 【手動設定編】(WPS/AOSSを使わない方法)
BUFFALO製ルータ WZR-1750DHP2 / WZR-1166DHP2を手動設定で中継機にする方法
AOSSやWPSを使わないで中継機として設定する方法
WZR-1750DHP2やWZR-1166DHP2以外の製品でも、似たタイプのBUFFALO製ルータなら今回紹介する手順と同様の流れで設定することは可能。ただ異なる機種の場合、設定の流れに多少の違いが生じる場合があるので、手元の機種のマニュアル(取扱説明書)を用意したうえで以下を参考にしていただきたい。
★注意①★
今回の記事は、既に無線LANでインターネットを利用している環境において、
「無線の電波がPCまで届かない」
「PCと無線親機の距離がかなり離れている」
そういった状況下に対して、BUFFALO製ルータを「中継機」として宅内LANに追加する際の設定手順となる。
インターネットの初期設定がまだ終わっていない場合や、無線LAN環境の構築自体が終わっていない場合は、以下手順を実行する前に他の作業が必要となる。
★注意②★
■ 今回の記事は以下のような無線LAN環境(Wi-Fi環境)を、
■ 以下のような環境にしたい場合に、
参考にしてほしい記事となる。
★注意③★
【設定に必要な条件】
- パソコンは既に無線LANでインターネット接続可能な状態であること。
- 現在接続中の SSID(自宅の無線電波の名前)と Key(SSIDに接続するためのPW)を知っていること。
- 手元にLANケーブルを1本用意できること。
自分で設定をいろいろ試してしまった場合は、中継機とするBUFFALOルータを初期化(工場出荷状態にリセット)してから作業を進めよう!
※パソコンはWindows 7、ルータはWZR-1166DHP2を使用した例で解説。
1. BUFFALOルータを「中継機」モードにする。
BUFFALOルータの切替スイッチを[WB]の位置に合わせ、ルータの電源を入れ直す。
※電源を入れたら1分程度そのまま待とう。
2. パソコンとBUFFALOルータをLANケーブルで接続する。
3. パソコンのローカルエリア接続のIPアドレスを一時的に固定する。
※Windows 8、Windows 8.1の場合は「イーサネット」のIPアドレスを固定。
IPv4 アドレス:192.168.11.50
サブネットマスク:255.255.255.0
※デフォルトゲートウェイやDNSは空欄のままでOK。
IPアドレスの固定方法がわからない方はこちらの記事を参照。
4. ブラウザを起動し、192.168.11.100 でBUFFALOルータにアクセスする。ユーザー名に「admin」、パスワードに「password」と入力し[ログイン]をクリックする。
5. [詳細設定]をクリックする。
6. 画面右側にある[無線設定]をクリックし、展開されたメニューから[中継機能(WB)]をクリックする。
7. [手動設定をする]をクリックする。
8. 接続するエアステーション(親機)の選択 という項目に周辺に飛んでいる無線電波の一覧が表示されるので、自宅に元々設置してあった無線親機のSSIDを探し、そのSSIDのラジオボタンを選択する。
9. 画面一番下にある[選択]をクリックする。
10. [WPA-PSK(事前共有キー)]の欄に、無線のセキュリティキーを入力し、画面一番下にある[決定]をクリックする。
ここで入力する無線のセキュリティキーは元々設置してあった無線親機の電波に接続するためのパスワードのこと。暗号化キー、セキュリティキー、パスフレーズキーなど呼び名は様々。入力に誤りがないよう正確に入力しよう!
11. 画面が変わったら、画面一番右下にある[設定]をクリックする。
12. パソコンと中継機を繋いでいるLANケーブルを外して設定完了。
※ 手順 3で固定したIPアドレスは元に戻しておこう!
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