2020/06/14

【Mac セーフモードは必ず覚えておこう】トラブル時の問題切り分けや定期メンテナンスとして活用できるセーフモードを知っておこう。

セーフモード

【留意事項】
Apple の製品やソフトウェアは、OS やシステムのアップデートに伴い、機能や仕様、トラブル時の対処策が変更になることが多いです。この記事に書かれている情報は投稿日現時点での情報になることをご留意願います。

【今回紹介する方法を実践できる条件】
セーフモードはどの Mac でも実施可能です。

セーフモード(セーフブート)

macOS に必須ではない他社製のアプリや拡張機能を読み込まず必要最低限の機能だけで Mac を起動する方法です。

「急にネットに繋がらなくなった。」「Mac が起動できなくなった。」「特定の機能が使えなくなった。」「今までできていたことが急にできなっくなった。」など Mac に何か問題が起きた時にセーフモードが役立ちます。

例えば Mac を守るためにセキュリティ対策ソフトをインストールしウイルス対策をしているユーザが、セキュリティ対策ソフトからアップデートの通知が届いたのでいつも通りアップデートを実施。実はそのアップデートが macOS と互換性がなく Mac が急にネットに繋がらなくなってしまった。でもユーザからすれば セキュリティ対策ソフトのアップデートも macOS のアップデートもいつも当たり前のように実施しているので、まさかアップデートがトラブルの引き金だとは全然気づくことができない…

仮にこんなトラブルに遭遇した場合でも、セーフモードを知っていれば、セーフモードで起動することで自動的にセキュリティ対策ソフトが無効状態になり、セーフモードの状態だとネットに繋がることに気づくことができます。故に「もしかしたらセキュリティ対策ソフトが原因?」と問題を自分で切り分けることができるのです。

また、セーフモードで起動すると起動ディスクと呼ばれる Mac の核となるディスクに問題がないか自動的にチェックをしてくれます。その上、キャッシュと呼ばれる一部のシステムキャッシュも自動的に削除してくれるため、Mac のメンテナンスとして定期的に実施していただくのもいいと思います。

以下のような症状に有効です。

  • ■ 何かのアプリをインストールした後に Mac がおかしくなった
  • ■ アプリのアップデートをした後に Mac がおかしくなった
  • ■ Mac に問題発生(大雑把な表現ですがサードパーティ製品は知らぬ間に自動更新するものもあります)
  • ■ Mac が起動しない

【注意事項】
セーフモード状態でも Mac は使用できますが、ムービーの再生、画面収録、ファイル共有など、一部の機能を利用できなくなる場合があります。Mac 自身の高速グラフィックスも無効になるので、セーフモードだと画面がちらついたり、歪んだりすることがありますがそれは問題ありません。

詳細や最新情報は Apple の公式ページを参照してみてください。
Mac でセーフモードを使う方法

★ セーフモードの手順を動画で確認 ★

ノートブック、デスクトップ問わず手順は一緒です。すごく簡単なので Mac のトラブルを自分で解決するためにも、Mac を長持ちさせるためのメンテナンスとしても是非覚えておきましょう。

今後も、Mac 初心者向けの記事や動画、Mac のメンテナンスやトラブル時の対処法、Mac をより便利に使いこなすための Tips など紹介していきますので、たまに見にきてくださいね。

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