2020/08/21

【Mac 初期化】Mac を工場出荷状態に初期化し Mac のソフトウェアトラブルをすべて解決する。クリーンインストール手順をわかりやすく解説【macOS Catalina】

Mac初期化

【留意事項】
Apple の製品やソフトウェアは、OS やシステムのアップデートに伴い、機能や仕様、トラブル時の対処策が変更になることが多いです。この記事に書かれている情報は投稿日現時点での情報になることをご留意願います。

【今回紹介する方法を実践できる条件】
今回は macOS Catalina での手順を説明しています。(Mojave や High Sierra でもほぼ同じ手順で実践可能ですが一部異なる部分があります)

Mac を初期化する方法

Mac の内蔵ドライブや起動ボリュームを消去して工場出荷状態にする方法。

慣れている方は初期化といっても恐れることなく実施できると思いますが、初めての方にはどうしても不安がつきまとう作業になると思います。できるだけわかりやすく観てもらうために今回は動画のみでの紹介とさせていただきます。

動画の通り実施すれば基本は成功しますが Mac にハードウェア上の故障などがあるとうまくいかない場合があります。可能な限りデータのバックアップを取ってから初期化するようにしてください。

まずは初期化の際の予備知識

知っていると初期化作業が進めやすくなります。興味のある方はご覧ください。


インターネットリカバリを使った初期化方法

内蔵ディスク全体を消去し再フォーマットできる方法です。

個人的には一番キレイに初期化できる方法だと思っています。
内蔵リカバリ起動(⌘ + R)での起動ボリューム消去ができない場合や、内蔵復元システムが起動できない場合でもインターネットリカバリを使えば解決する時が多いです。
ただ、「⌥」「⌘」「R」キーでのインターネットリカバリでは最新の macOS がインストールされるので、意図的に旧バージョンの macOS を使用している場合はこの方法は使わないでください。


FileVault オンの Mac で内蔵復元システムを使った初期化方法

内蔵ディスク全体は消去できないので起動ボリュームのみを消去する方法です。

Mac を初期化する時に一番多く使われる方法かなと思います。
FileVault で内蔵ディスクを暗号化している Mac での初期化手順です。


FileVault オフの Mac で内蔵復元システムを使った初期化方法

内蔵ディスク全体は消去できないので起動ボリュームのみを消去する方法です。

Mac を初期化する時に一番多く使われる方法かなと思います。
FileVault で内蔵ディスクを暗号化していない(FileVault を使っていない) Mac での初期化手順です。