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2015/02/22

BUFFALO製Wi-Fiルーターを中継機として使う! 【手動設定編】(WPS/AOSSを使わない方法)

BUFFALOルータ 中継機

BUFFALO製ルータ WZR-1750DHP2 / WZR-1166DHP2を手動設定で中継機にする方法

AOSSやWPSを使わないで中継機として設定する方法

WZR-1750DHP2やWZR-1166DHP2以外の製品でも、似たタイプのBUFFALO製ルータなら今回紹介する手順と同様の流れで設定することは可能。ただ異なる機種の場合、設定の流れに多少の違いが生じる場合があるので、手元の機種のマニュアル(取扱説明書)を用意したうえで以下を参考にしていただきたい。

★注意①★
今回の記事は、既に無線LANでインターネットを利用している環境において、
「無線の電波がPCまで届かない」
「PCと無線親機の距離がかなり離れている」
そういった状況下に対して、BUFFALO製ルータを「中継機」として宅内LANに追加する際の設定手順となる。

インターネットの初期設定がまだ終わっていない場合や、無線LAN環境の構築自体が終わっていない場合は、以下手順を実行する前に他の作業が必要となる。

★注意②★
■ 今回の記事は以下のような無線LAN環境(Wi-Fi環境)を、
中継機を使用しない無線LAN環境

■ 以下のような環境にしたい場合に、
BUFFALOルータを中継機とした無線LAN環境

参考にしてほしい記事となる。

★注意③★
【設定に必要な条件】

  • パソコンは既に無線LANでインターネット接続可能な状態であること。
  • 現在接続中の SSID(自宅の無線電波の名前)と Key(SSIDに接続するためのPW)を知っていること。
  • 手元にLANケーブルを1本用意できること。

自分で設定をいろいろ試してしまった場合は、中継機とするBUFFALOルータを初期化(工場出荷状態にリセット)してから作業を進めよう!

※パソコンはWindows 7、ルータはWZR-1166DHP2を使用した例で解説。

1. BUFFALOルータを「中継機」モードにする。

BUFFALOルータの切替スイッチを[WB]の位置に合わせ、ルータの電源を入れ直す。
※電源を入れたら1分程度そのまま待とう。
スイッチを「WB」へ変更

2. パソコンとBUFFALOルータをLANケーブルで接続する。

PCとWBモードのBUFFALOルータを一時的にLANケーブルで接続

3. パソコンのローカルエリア接続のIPアドレスを一時的に固定する。

※Windows 8、Windows 8.1の場合は「イーサネット」のIPアドレスを固定。

IPv4 アドレス:192.168.11.50
サブネットマスク:255.255.255.0
※デフォルトゲートウェイやDNSは空欄のままでOK。
IPアドレスを固定

IPアドレスの固定方法がわからない方はこちらの記事を参照。

4. ブラウザを起動し、192.168.11.100 でBUFFALOルータにアクセスする。ユーザー名に「admin」、パスワードに「password」と入力し[ログイン]をクリックする。

ルータGUI画面にアクセス

5. [詳細設定]をクリックする。

[詳細設定]をクリック

6. 画面右側にある[無線設定]をクリックし、展開されたメニューから[中継機能(WB)]をクリックする。

[中継機能(WB)]をクリック

7. [手動設定をする]をクリックする。

[手動設定をする]をクリック

8. 接続するエアステーション(親機)の選択 という項目に周辺に飛んでいる無線電波の一覧が表示されるので、自宅に元々設置してあった無線親機のSSIDを探し、そのSSIDのラジオボタンを選択する。

自宅のSSIDを選択

9. 画面一番下にある[選択]をクリックする。

画面一番下にある[選択]をクリック

10. [WPA-PSK(事前共有キー)]の欄に、無線のセキュリティキーを入力し、画面一番下にある[決定]をクリックする。

ここで入力する無線のセキュリティキーは元々設置してあった無線親機の電波に接続するためのパスワードのこと。暗号化キー、セキュリティキー、パスフレーズキーなど呼び名は様々。入力に誤りがないよう正確に入力しよう!

[WPA-PSK(事前共有キー)]の欄に、無線のセキュリティキーを入力

11. 画面が変わったら、画面一番右下にある[設定]をクリックする。

画面一番右下にある[設定]をクリック

12. パソコンと中継機を繋いでいるLANケーブルを外して設定完了。

パソコンと中継機(BUFFALOルータ)を繋いでいるLANケーブルを外す

※ 手順 3で固定したIPアドレスは元に戻しておこう!

2015/02/19

Windows PCでアプリのウィンドウを画面上に移動した時に全画面表示に勝手になる機能をOFFる方法

ウィンドウを移動した際に画面が自動的に大きくなる機能を無効にする

アプリケーションのウィンドウを移動した際に画面が自動的に大きくなる機能を無効にする

ウィンドウを画面上部に移動した時に自動的に全画面にならないようにする方法

言っている意味がよくわからないという突っ込みが聞こえてきそうだが、どういうことかを「メモ帳」を例に説明すると、メモ帳を起動し画面下方向へ移動すると、メモ帳のウィンドウ下部がPCの画面からはみ出したような感じになる。

ただ画面上方向へ移動すると、メモ帳のウィンドウ上部がはみ出すようなことはなく、自動的に全画面になってしまう。

このアプリのウィンドウが勝手に全画面になったり、整列されてしまう機能をOFFにする方法が今回の記事の内容となる。

1. キーボードの [Windows]キー + [U]キーを同時に押し、コンピューターの簡単操作センター画面を表示する。

ショートカットキー操作ではなく[コントロールパネル]から開いてもOK。
コンピューターの簡単操作センター

2. [マウスを使いやすくします]をクリック。

マウスを使いやすくします

3. [ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします]にチェックを入れ、[OK]をクリック。

ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします

これで設定完了。
アプリのウィンドウを画面上や左右にずらしても自動的に画面が大きくなることはないはず。

2015/02/15

NEC製Wi-Fiルーターを中継機として使う! 【手動設定編】(らくらくスタートを使わない方法)

Wi-Fi中継機

NEC製ルータを手動設定で中継機にする方法

らくらくスタートやWPSを使わないで中継機として設定する方法

今回はWG1800HPという機種での中継機設定を紹介。WG1800HP以外の製品でも、WG1800HP2/WG1400HP/WG1200HP/WF1200HPなどの似たタイプのNEC製ルータなら今回紹介する手順と同様の流れで設定することは可能。ただ異なる機種の場合、コンバータモード時のIPアドレス値や、設定の流れに多少の違いが生じる場合があるので、手元の機種のマニュアル(取扱説明書)を用意したうえで以下を参考にしていただきたい。

★注意①★
今回の記事は、既に無線LANでインターネットを利用している環境において、
「無線の電波がPCまで届かない」
「PCと無線親機の距離がかなり離れている」
そういった状況下に対して、NEC製ルータを「中継機」として宅内LANに追加する際の設定手順となる。

インターネットの初期設定がまだ終わっていない場合や、無線LAN環境の構築自体が終わっていない場合は、以下手順を実行する前に他の作業が必要となる。

★注意②★
■ 今回の記事は以下のような無線LAN環境(Wi-Fi環境)を、
中継機を使用しない無線LAN環境

■ 以下のような環境にしたい場合に、
NECルータを中継機とした無線LAN環境

参考にしてほしい記事となる。

★注意③★
【設定に必要な条件】

  • パソコンは既に無線LANでインターネット接続可能な状態であること。
  • 現在接続中の SSID(自宅の無線電波の名前)と Key(SSIDに接続するためのPW)を知っていること。
  • 手元にLANケーブルを1本用意できること。

自分で設定をいろいろ試してしまった場合は、中継機とするNECルータを初期化(工場出荷状態にリセット)してから作業を進めよう!

※パソコンはWindows 7、ルータはWG1800HPを使用した例で解説。

1. NECルータを「コンバーター」モードにする。

NECルータの切替スイッチを[CNV]の位置に合わせ、ルータの電源を入れ直す。
※ルータの[CONVERTER]ランプが緑点灯になればOK。
スイッチを「CNV」へ変更

2. パソコンと中継機にするNECルータをLANケーブルで接続する。

PCとコンバータモードのNECルータを一時的にLANケーブルで接続

3. パソコンのローカルエリア接続のIPアドレスを一時的に固定する。

※Windows 8、Windows 8.1の場合は「イーサネット」のIPアドレスを固定。

IPv4 アドレス:192.168.1.100
サブネットマスク:255.255.255.0
※デフォルトゲートウェイやDNSは空欄のままでOK。
IPアドレスを固定

IPアドレスの固定方法がわからない方はこちらの記事を参照。

4. ブラウザを起動し、192.168.1.245 でNECルータにアクセスする。

ルータGUI画面にアクセス

5. [管理者パスワードの初期設定]画面が表示されるので、3桁~6桁くらいで好きなパスワードを設定する。

管理者パスワードの初期設定

6. [Windows セキュリティ]画面が表示されるので、「admin」と手順 5で設定したパスワードを入力して[OK]をクリックする。

Windows セキュリティ

7. [基本設定]をクリックし、表示された画面内の[アクセスポイント検索]をクリックする。

アクセスポイント検索

8. 周辺に飛んでいる無線電波の一覧が表示されるので、自宅に元々設置してあった無線親機のSSIDを探し、そのSSIDのラジオボタンを選択する。

自宅のSSIDを選択

9. 画面一番下にある[選択]をクリックする。

[選択]をクリック

10. 画面が変わったら[暗号化キー]の欄に、暗号化キーを入力し、[設定]をクリックする。

ここで入力する暗号化キーは元々設置してあった無線親機の電波に接続するためのパスワードのこと。暗号化キー、セキュリティキー、パスフレーズキーなど呼び名は様々。入力に誤りがないよう正確に入力しよう!

暗号化キーを入力

11. 表示されたダイアログは[OK]をクリックする。

Webページからのメッセージ

12. 左上に表示された橙色の[保存]ボタンをクリックする。

オレンジ色の[保存]ボタンをクリック

13. 中継機となるNECルータの[ACTIVE]ランプが緑点灯、[2.4GHz]ランプが緑点滅になればOK。

ランプが上記状態になるまで数十秒かかる場合あり。数分待ってもランプが変わらない場合は設定の見直しが必要。

[ACTIVE]ランプが緑点灯、[2.4GHz]ランプが緑点滅

14. パソコンと中継機を繋いでいるLANケーブルを外して設定完了。

パソコンと中継機を繋いでいるLANケーブルを外す

※ 手順 3で固定したIPアドレスは元に戻しておこう!

2015/02/01

ネットが見れない! Wi-Fiが繋がらない! 無線ができない! 自宅のインターネット接続トラブルシュートまとめ【フレッツ光 有線LAN / 無線LAN 編】

ネットが見れない!

家のネット接続ができなくなった場合はどうすればいいか?

インターネット接続不可時のトラブルシュートまとめ

このブログで「インターネット接続不可」の対処策を宅内の機器構成に合わせていくつか掲載してきたが、それらを参照しやすいように、今回の記事でまとめてみた。

★注意★
以下の内容は「今までインターネットに接続できていたのにできなくなってしまった」というトラブルを対象としている。「ネットの繋ぎ方がわからない、設定がうまくできない」という場合のTipsではないのでご注意を!。

以下に「自宅内の機器構成」や「現在悩まされている症状」に合わせた対処策を紹介していくので、該当するものがあるか確認してみよう。

また以下内容は、機器の故障や回線自体の不具合は視野に入れていないので、機器のランプ状態などに異常が見受けられる場合(正常に利用できていた時と異なるランプ状態を示している場合)などは、回線事業者側に連絡をして、機器や回線の正常性をまず確認しておこう。

ブロードバンドルーター無しの有線LAN環境でインターネットに繋がらない場合

ONU単体やVDSLモデム単体とパソコンのみの環境

マンションLAN配線方式でのルーター無し、ルーター機能停止済のひかり電話ルーターのみの環境もここに該当。

終端装置 と パソコン のみの機器構成の場合(ブロードバンドルーター無しの有線LAN環境)

ルーターなしの接続環境
これに該当する場合は以下を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/03/internet-trouble-notrouter.html

ブロードバンドルーター単体での有線LANまたは無線LAN環境でインターネットに繋がらない場合

ひかり電話対応ルーターのみが設置されている環境、または回線終端装置とルーター1台を利用したLAN環境

ブロードバンドルーターが複数設置してある環境はここに該当しない!

ルーターが1台のみの機器構成の場合

■ こんな環境や、
ひかり電話対応ルータ単体
■ こんな環境や、
終端装置と有線LANルーター
■ こんな環境。
終端装置と無線LANルーター
これに該当する場合は以下を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/03/homenetwork-troubleshoot-internet-connection.html

ブロードバンドルーターが複数設置された無線LAN環境でインターネットに繋がらない場合

ひかり電話対応ルーターと無線LANルーターを利用したWi-Fi環境など

ルーターが複数台ある機器構成の場合

■ こんな環境や、
ひかり電話対応ルータと無線LANルーター
■ こんな環境。
終端装置と有線LANルーターと無線LANルーター
これに該当する場合は以下を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/03/homenetwork-troubleshoot-internet-connection2.html

ここまでが、宅内の機器構成を元に分類したトラブルシュートとなる。これ以降は「家の中の機器構成などよくわからん・・・」という方のために、症状別のトラブルシュートをいくつか記載する。

無線LANでのインターネット接続が急にできなくなったという場合(有線LANでは可能)

ルーターとパソコンをLANケーブルで接続するとネット可、無線LANだとネット接続できないというケース

無線LAN(Wi-Fi)の接続や通信に異常が疑われる症状

これに該当する場合は以下を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/02/wifi-musenlan-troubleshooting.html

無線LANの電波干渉が疑われる場合

近隣(近所)の無線電波による電波干渉で自宅のWi-Fi接続が不調になったいうケース

2.4GHz帯の無線LAN利用時に起きやすい電波干渉によるWi-Fi接続不可や接続不安定という症状

これに該当する場合は以下を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/02/wifi-2.4ghz-radio-frequency-interference.html

インターネットには接続できているのにブラウザを開いてもWebページが表示できない場合

DNSエラーやブラウザトラブルなどが疑われるケース

PPPoE接続は成功したのに、何故かWebページが表示されないという症状

これに該当する場合は以下を参照。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2014/03/internet-browsing-trouble-ping.html

まだまだいろんな症状のトラブルがあり、上記だけでは改善できないことも多い。下記ページにインターネットやWi-Fi接続に関するTipsをあれこれ掲載し更新しているので興味のある方は確認してみてほしい!