ページ

2014/11/30

ブリッジモードのI・Oデータ製ルータにログインする方法!APモード状態のルータ設定画面の開き方を徹底解説

I・Oデータ製ルータ ブリッジモード アクセスポイントモード

前置き

「APモード」「アクセスポイントモード」「ブリッジモード」「BRモード」「無線HUBモード」呼び名は様々だか、すべて同じものだと考えていただいて構わない。

ブリッジモードって何?という方は以下の記事を参照。
『どう使えばいいのかよくわからん!無線LANルータの「ブリッジモード」』

このブログでも、
『各社Wi-FiルータのSSIDとセキュリティキー変更方法』
『無線LANの電波干渉を回避するためのチャネル変更方法』
など、ルータにログインして設定画面上で操作するTipsをいくつか取り上げているが、ブリッジモードで動作しているI・Oデータ製ルータにログインすることができず困っている方もいるはず。

そこで今回はブリッジモードで動作しているI・Oデータ製ルータの設定画面を開くまでの手順を解説していく。

あなたのI・Oデータ製ルータのブリッジモード時のIPアドレスは?

★Tips★
すべての機種を確認したわけではないので、断定はできないが、ブリッジモード時のI・Oデータ製ルータのIPアドレス値は以下の①か②になっている場合が多い。

「192.168.*.2 以降」
"*"はI・Oデータ製ルータの上流に設置されたルータの第3オクテットと同じ値。

「192.168.0.201」
上流に設置されたルータに関わらず192.168.0.201という固定値

製品の取扱説明書を確認して、どちらのタイプの機種が見分けたうえで作業した方がよいが、よくわからないなぁという方は①から順に試してみよう。

ルータ設定画面にログインしてみよう

「192.168.*.2 以降」のケース

上流DHCPから自動取得したIPアドレスを使う機種の場合

1. 上流にあるルータのIPアドレスの値から"第3オクテット"を確認する。

I・Oデータ製ルータの上流にあるルータのIPアドレスから第3オクテットを確認

2. ブラウザ(IEやChrome)を起動し、手順 1で確認した"第3オクテット"を元にI・Oデータ製ルータのIPアドレスを探りながらアドレスバーに入力して設定画面を開く。


192.168.●.2 で設定画面が開けない場合は・・・
192.168.●.3、192.168.●.4、192.168.●.5、192.168.●.6 ・・・・と順番に試してみよう。

★Tips★
少し知識が必要になる話だが、手探りで、192.168.●.2、192.168.●.3、192.168.●.4、192.168.●.5、192.168.●.6 ・・・・と入力するのが面倒という方や、192.168.●.20くらいまで打ち込んでも設定画面が開けない!という場合は、上流にあるルータの「DHCPサーバのIPアドレス払い出し状況」を確認してみよう。LAN内にある各端末にどんなIPアドレスを割り当てているかが確認できる。I・Oデータ製ルータのMACアドレスを調べて、そのMACアドレスに払い出しているIPアドレスが現在、ブリッジモードで動作しているI・Oデータ製ルータのIPアドレスとなる。状況によっては192.168.●.200 以降の値を取得している場合もあるので、この方法の意味がわかる方は試してみてほしい。
上流ルータのDHCP払い出しを確認

I・Oデータ社で提供している『Magical Finder』というアプリケーションを使えば、もっと簡単にIPアドレスがわかるのだが、このツールに頼るのが個人的には嫌なので、今回は詳しく載せていない。「知識なんかどうでもいい、手段は問わないからI・Oデータ製ルータの設定画面を開きたい」という方は、『Magical Finder』をDLサイトからダウンロードしてパソコンにインストールしてみると手っ取り早いかもしれない。
http://www.iodata.jp/lib/product/m/3022.htm?m=3022

ルータ設定画面にログインしてみよう

「192.168.0.201」のケース

ブリッジモード時のIPアドレスが「192.168.0.201」で固定されている機種の場合

1. パソコンのIPアドレスの値から"第3オクテット"を確認する。

パソコンのIPアドレスから
192.168. の次の数字が「0」以外の場合は手順 2へ進み、「0」の場合は手順 2は不要、手順 3へと進もう。

2. パソコンのIPアドレスを一時的に固定する。

IPアドレスの固定方法がわからない場合はこちらの記事を参照。

IPアドレスを「192.168.0.50」サブネットマスクを「255.255.255.0」で固定
IPアドレスを「192.168.0.50」サブネットマスクを「255.255.255.0」で固定しよう。デフォルトゲートウェイやDNSサーバーの値は空欄のままで構わない。

3. ブラウザ(IEやChrome)を起動し、アドレスバーに「192.168.0.201」を入力して設定画面を開く。

※手順 2でIPアドレスを作業用の値に固定したため、ブラウザを起動するとインターネットに接続できない状態になっているが気にせず進もう。
192.168.0.201を入力

★注意★
I・Oデータ製ルータ設定画面上での操作が終わったら、手順 2で固定したIPアドレスを自動取得に戻す作業を忘れずに!!
※DNSサーバーの値も自動取得に戻すことも忘れずに!!
IPアドレスとDNS値を自動取得へ戻す

この場合も、I・Oデータ社で提供している『Magical Finder』というアプリケーションを使えば、もっと簡単に設定画面を開くことができるが、このツールに頼るのがやっぱり個人的には嫌なので、今回は詳しく載せていない。「知識なんかどうでもいい、手段は問わないからI・Oデータ製ルータの設定画面を開きたい」という方は、『Magical Finder』をDLサイトからダウンロードしてパソコンにインストールしてみると手っ取り早いかもしれない。
http://www.iodata.jp/lib/product/m/3022.htm?m=3022

2014/11/29

最新バージョンのJavaがインストールされているのに、Javaを利用したコンテンツが利用できない、見れない!

Java

最新のJavaをインストールしたのに速度測定やゲームなどのコンテンツが機能しない

Webサイトやアプリケーションで、Javaをインストールしないと機能しないものがあるが、
「Javaをインストールしても見れない」
「Javaを最新バージョンにしても見れない」
と相談を受けることがある。

例えば・・・

■ NTTのフレッツ光を利用している方限定でアクセスできる「サービス情報サイト」からの速度測定

フレッツ光「サービス情報サイトの速度測定」

■ 利用するうえでJavaが必要となるゲーム等のWebコンテンツ

Javaを必要とするWebコンテンツ

こういったサイトにおける「見れない」「機能しない」というトラブルである。

パソコンを確認すると確かにJavaはインストールされている状態だが・・・

Javaインストール済

でもフレッツ光の「サービス情報サイト」上で速度測定をしてみると・・・
速度測定に必要なソフトウェアがインストールされていません
となり、Javaを入れろと言ってくる・・・

ゲームで遊ぼうとしてみても・・・
ゲームが遊べないときは最新のJavaをダウンロード
ゲームが表示されない・・・

そんな場合は、

ActiveX フィルターを無効にしてみよう

Internet ExplorerのActiveX フィルターでブロックされていないか確認しよう

1. Internet Explorerのアドレスバーを確認し、ActiveX フィルターでブロックされていないか確認してみよう。

このサイトの一部のコンテンツがフィルターされています

2. アドレスバー上のアイコンをクリックし、[ActiveXフィルターを無効にする]をクリックする。

ActiveXフィルターを無効にする

3. コンテンツが表示されるか再度確認してみよう。

※再確認の際に、セキュリティ警告のダイアログが表示されたら[許可]をクリック。
このWebサイトから次のアプリケーションへのアクセスを許可しますか。

コンテンツが表示されるはずだ!

ActiveX フィルターを無効にしても、うまく表示されない場合は、Internet Explorerを一度再起動してみよう。

2014/11/28

Windows パソコンからペイントが消えた! どこにいったんだ? ペイントぉぉぉ! 検索しても見つけられない場合の確認事項

ペイント

ペイントが消えた・・・見つからない・・・

[すべてのプログラム] ⇒ [アクセサリ] の中に無い!
[アクセサリ] の中にペイントが無い

「ペイント」で検索しても出てこない!
「ペイント」で検索しても見つからない

ペイント復活

消えたペイントを元に戻す方法

1. 「mspaint」で検索をかける。

「mspaint」で検索

2. [mspaint]を右クリックして、[送る]にマウスオーバーし、[デスクトップ(ショートカット作成)]をクリックする。

[mspaint]を右クリック→[送る]→[デスクトップ(ショートカット作成)]

手順 2で作成したショートカットからペイントを起動すればOK!
mspaint - ショートカット
でも・・・「アクセサリ内にキチンと戻したい」という方は手順 3以降の作業を実施。

3. デスクトップに作成したショートカットの名前を「ペイント」に変更する。

「mspaint - ショートカット」を「ペイント」へ名前変更

4. [すべてのプログラム]内の[アクセサリ]を右クリックし、[開く - All Users]をクリックする 。

[アクセサリ]を右クリック→[開く - All Users]

5. ショートカットアイコンをドラッグ&ドロップ 。

ペイントのショートカットアイコンをドラッグ&ドロップ

6. アクセス権に関するダイアログが表示された場合は、[続行]をクリック 。

このフォルダーへ移動するには管理者のアクセス許可を提供する必要があります

「元に戻った!」
ペイント復活

2014/11/25

Excel起動時に「stdole32.tlb」、Outlook起動時に「既定のメール クライアントが設定されていないか、または、現在使用されているメールクライアントが・・・」と表示される件

「stdole32.tlb」「既定のメール クライアントが設定されていないか、または、現在使用されているメールクライアントが・・・」

ExcelやOutlook起動時のエラー表示について

Excel起動時に
「stdole32.tlb」というダイアログが表示され、その後「Excelのコンポーネントをインストール・・・」的な画面になりExcelを起動するまでやたらと時間がかかる。
「stdole32.tlb」

Outlook起動時に
「既定のメール クライアントが設定されていないか、または、現在使用されているメールクライアントがメッセージングの要求を実行することができません。Microsoft Office Outlook を実行して、既定のメールクライアントとして設定してください。」というダイアログが表示される。
「既定のメール クライアントが設定されていないか、または、現在使用されているメールクライアントがメッセージングの要求を実行することができません。Microsoft Office Outlook を実行して、既定のメールクライアントとして設定してください。」

先日、上記症状を併発しているパソコンに関して相談を受けた。

改善策
「Office 2010」がプリインストールされているパソコンに、「Office 2007」をインストールしてしまったことが原因だったようで、「Office 2007」をアンインストールすることで改善された。稀な例だとは思うが参考までに。

2014/11/23

Chrome 新しいタブ画面のサムネイル一覧を消したい! 非表示にしたい! アクセスしたサイトが他人にわかってしまうだろうが!

Google Chrome 新しいタブ 「よくアクセスするページ」

Google Chromeの機能「よくアクセスするページ」がいらない・・・

Google Chromeを利用していて、新しいタブを開いた時のGoogleの画面で、検索ボックスの下にある「よくアクセスするページ」のサムネイル画像を表示されないようにしたい!と思ったことはないだろうか?
Google Chrome「よくアクセスするページ」

筆者の場合はこの機能は不要で、余計なお世話だと思っている。

妖怪ウォッチやポケモンが大好きな息子たちが私のパソコンで画像や動画を見せろとせがむ時があるのだが、Chromeの「よくアクセスするページ」のサムネイルが目に入ると、勝手に開いたり、いじったりする。子供であれば、その程度のいたずらで済むが、女房に貸すとそうはいかない。いらん詮索をされ面倒くさい。かといってサムネイルひとつひとつを[×]で閉じるのはもっと面倒くさい。

そもそも、よくアクセスするサイトは自分でブックマーク登録するし、履歴からだって探せる。あんな目立つ場所に勝手に表示する必要性を個人的にはまったく感じない。何よりも不満なのは、ユーザ側で表示、非表示を簡単に設定できないことである。使いたい人だけ使える仕様にすればいいのに。

そこで今回はGoogle Chromeの「よくアクセスするページ」のサムネイル一覧を表示されないようにする方法を紹介する。

"履歴削除"的な簡単な操作では非表示を維持できない。意外と手間のかかる作業となる。Chromeの機能を拡張して、新しいタブ画面に表示させる画面をカスタイマズするという流れになるが、様々な拡張機能があり、解決策はひとつではない。今回は「New Tab Redirect!」という拡張機能を使って、新しいタブ画面で開くページを指定するという方法を解説していく。

Google Chromeの新しいタブ画面に表示される閲覧履歴にも似たサムネイル画像一覧を非表示にする方法

「よくアクセスするページ」を表示させないようにする

1. Chromeを起動し、右上の[三](設定)をクリックする。

Chrome[設定]

2. 表示されたメニュー内から[設定]をクリックする。

Chrome[設定]メニュー内の[設定]

[その他のツール]にマウスオーバーして[拡張機能]をクリックしても手順 3の画面になる。どちらでもOK。

3. 左側のメニューから[拡張機能]をクリックし、拡張機能画面を表示したら、[他の拡張機能を見る]をクリックする。

Chrome 拡張機能画面の[他の拡張機能を見る]

4. 左上の検索ボックスに「new tab redirect」と入力し検索する。

Chrome 拡張機能「new tab redirect」を検索

5. 表示された一覧から「New Tab Redirect!」を探し、[+ 無料]をクリックする。

Chrome 拡張機能「new tab redirect」を追加

6. 新しい拡張機能の確認画面で[追加]をクリックする。

Chrome 新しい拡張機能の確認ダイアログ

7. 画面上部に「Welcome!」と表示されれば拡張機能の追加は完了。手順 9へ進む。

Chrome 拡張機能「new tab redirect」を追加完了

8. Chromeの左上にある[三](設定)をクリックし、[その他のツール]にマウスオーバーして[拡張機能]をクリックする。

Chrome [その他のツール] ⇒ [拡張機能]

9. 「New Tab Redirect」の項目から[オプション]をクリックする。

「New Tab Redirect」の[オプション]

10. Redirect URLの欄に、新しいタブ画面で表示させたいページのURLを入力する。(今回はGoogleを指定)

「New Tab Redirect」Redirect URL

11. [Save]をクリックし保存しよう。画面右上に「Options Saved!」のメッセージが表示されれば設定完了!

「New Tab Redirect」[Save] ⇒「Options Saved!」

12. 新しいタブを開くと画面右上に"この新しいタブ ページでよろしいですか?"の確認ダイアログが表示されるので[変更を維持]をクリックする。

13. 作業完了。

Chrome 「よくアクセスするページ」非表示

これでアクセス履歴のようなサイムネイル画像を、新しいタブ画面から消す作業は完了。
「New Tab Redirect!」以外にも、新しいタブで開いたページを「空白ページ」で表示させる拡張機能などもあるので、自分の用途にあった拡張機能を探してみるのもいいかもしれない。

2014/11/22

Windows パソコンのIPアドレスを固定する方法。ルータからIPアドレスがもらえない! 競合する! 自動取得できない! そんな時はIPアドレスを適切な値で固定してしまおう

Windows パソコンのIPアドレスを固定する方法

プライベートIPアドレスを固定する方法

TCP/IPv4のIPアドレスを指定する

★Tips★
Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 各OSほぼほぼ同じような操作でIPアドレスを固定にできるが、ローカルエリア接続やワイヤレスネットワーク接続(Windows 8以降ではイーサネットとWi-Fi)のアイコンを表示するまで手順が多少異なる。まずは以下のような画面を表示させるところから始めよう。

Windows XP
[スタート] → [接続] → [全ての接続の表示]
Windows XP ネットワーク接続

Windows Vista
[コントロールパネル] → [ネットワークの状態とタスクの表示] → [ネットワーク接続の管理]
Windows Vista ネットワーク接続の管理

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1
[コントロールパネル] → [ネットワークの状態とタスクの表示] → [アダプターの設定の変更]
Windows 7 / 8 / 8.1 アダプターの設定の変更

★注意★
以下は無線LAN(Wi-Fi)でパソコンを利用している場合のIPアドレス固定方法となる。有線LAN(LANケーブル)で接続している場合は、以下解説の「ワイヤレスネットワーク接続」や「Wi-Fi」を「ローカルエリア接続」や「イーサネット」に置き換えて読む必要あり!

1. ワイヤレスネットワーク接続のアイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックする。

※Windows 8以降のOSではWi-Fiアイコン
ワイヤレスネットワーク接続のアイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリック

2. "インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)"を青反転させたまま、[プロパティ]をクリック

※この時、レ点チェックを外さないよう注意!
インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4) を青反転させたまま、[プロパティ]をクリック

3. "IPアドレス"と"DNSサーバー"の値を設定する。


例えば・・・
BUFFALO製のルータを例に説明すると、BUFFALOルータは工場出荷時の本体IPアドレスが「192.168.11.1」となっている。このBUFFALOルータを起点としたネットワークにおいて、パソコンのIPアドレスを固定する場合は、
IPアドレス:192.168.11.50
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
優先DNSサーバー:192.168.11.1
というように設定する。

上記で解説したIPアドレスの固定は、一概に言えることではないが、以下のようなケースで役に立つ場合がある。(あくまで対処策の一例となるので、以下症状の場合は固定すれば解決!というわけではないのでご注意を)

ルータ(DHCP)がある環境下でパソコンのIPアドレスがAPIPA(169.254.▲.●)になってしまう場合
※ルータのDHCP機能が有効な状態で、他のデバイスは正常にIPアドレスを取得できているのに、特定のパソコンのみがAPIPAになり自動取得できないというケースでは、IPアドレスを正しい値で固定してあげることで改善する場合がある。

パソコンから「ネットワーク上の別のシステムと競合するIPアドレスがあります」というメッセージが表示される場合
※このメッセージが表示される場合は、DHCPからIPアドレス自動取得するよう設定されている端末と、IPアドレスが固定され指定されている端末が混在する場合に発生することが多いので、すべての端末を自動取得にするか、すべて固定するかの対処が必要になる。

ブリッジモード時にネットワーク上のDHCPを自動認識しない無線LANルータの設定画面にログインする場合
※BUFFALOルータのスイッチOFFでのブリッジモード、Logitecルータのブリッジモードなどがこれに該当する。