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2013/08/26

Excel 印刷範囲を自由に決めたい!同一シート内の特定セルのみを印刷する方法



Excelで作成したデータを印刷する際に、印刷したい箇所と、印刷したくない箇所を分ける方法。



※下記はExcel 2010での設定例


印刷データが1つの表であれば、列や行を非表示にする方法がシンプル。





ただ下記画像のように異なる大きさの表データが同一シート内に複数あり、データが入力されている箇所のみを印刷範囲として設定したい場合には次の方法を使う。



1. 改ページを表示させる。
  






2. 印刷したい箇所1つを範囲選択し、右クリックメニューから「印刷範囲の設定をクリック。
 





3. 次のデータを範囲選択し、右クリックメニューから今度は「印刷範囲追加をクリック。




4. 上記3を繰り返し、印刷範囲を追加すれば完成。


2013/08/24

iPhoneでWi-Fi に接続しているのにワイヤレスアイコンが表示されない!



数日前から、iPhoneのワイヤレスアイコン が表示されなくなった。

自宅の無線LANに接続はしているのに、表示は3Gのままだ。


PCでは同じSSID(無線LAN)に接続して、正常にインターネットへ接続できるので、無線LANルータ側は正常に動作している様子。

なので「iPhone側の問題だろう、時間がある時に直そう」と簡単に考えていたら、解決するのに、案外手間取ってしまった。


「機内モードをON/OFFすれば直るだろう」

「Wi-Fi プロファイルを削除して再作成すれば直るだろう」

とか思っていたのだが、それでは直らなかった・・・


「モバイルデータ通信のOFF/ON」

「3GのOFF/ON」

それでも改善なし・・・


何で改善したかというとiPhoneの再起動。それだけ。

「まず再起動」この基本動作をすっかり忘れていた・・・

反省。。。


ちなみにiPhoneの再起動はスリープボタンを長押しして、「電源オフ」にするだけ。
※電源が落ちた後は再度スリープボタンを長押しして電源を入れる。

2013/08/16

ROUTERランプ橙点灯でのブリッジモードができない!WZR-1750DHP、WZR-1166DHP (11ac BUFFALOルータ)

以下内容に加筆/修正をした新しい記事あり
再投稿した記事はこちらから確認!


[記事20] 802.11ac対応 BUFFALOルータ 動作モード切替方法(MODEボタン方式)
 この記事で紹介した通りにBUFFALOルータの動作モードを設定し、

[記事22] WZR-1750DHP/WZR-1166DHP  802.11ac設定 (ブリッジモード)
 この記事で紹介した通りにブリッジモードで設定したが、


うまくいかない!(ネットが見れない!)


という場合には、以下手順を試してほしい。


ただし現在の状態が、
以下 6 つの条件に当てはまるケースでのみ有効な対処法となる。

NTTのルータとPCを直接LANケーブルで接続するとインターネット接続可能

BUFFALOルータは802.11ac対応のWZR-1750DHPか、WZR-1166DHP

BUFFALOルータとPC間の無線接続は確立済
※PCのワイヤレスネットワーク接続アイコンに赤い×印は表示されていない

PCのワイヤレスネットワーク接続の IPv4 アドレスが192.168.11.*になっており、IPv4 デフォルトゲートウェイが192.168.11.1になっている。

BUFFALOルータのROUTERランプは橙点灯

ブラウザを起動しアドレスバーに 192.168.11.1 と入力しても、BUFFALOルータにログイン不可
※192.168.11.1でログインできる場合は、BUFFALO設定画面の「Intenet」メニューから「DHCPサーバからIPアドレスを自動取得」を選択するだけでブリッジモードへ設定することができる。


上記に該当する場合は以下を実行。
(PCはWindows 7 を利用しているものとして説明)


1. NTTのひかり電話ルータのLANポートに接続したLANケーブルが、BUFFALOルータのInternetポートに接続してあることを確認。


2. BUFFALOルータの電源を落とす。(ACアダプタをコンセントから外す)


3. BUFFALOルータの電源を入れる。


4. PCのデスクトップ画面右下あたりを注目し、「追加のログオン情報が必要です」とのバルーンが表示されたら、そのバルーンを素早くクリック。

  

※このバルーン表示後すぐにクリックしないと、うまくいかない場合あり。

※もし上記バルーンが表示されない場合は、Internet Explorer を起動してみる。


5. BUFFALOルータの設定画面が表示されれば成功。

[Internet側の確認を行う]ボタンをクリック。



6. ユーザ名、PWを要求されるので、ユーザ名「admin」、PWに「password」を入力。


7. 以下図と同じMsgが表示されれば成功。[進む]ボタンをクリック。

※違うMsgが表示される場合は、「もう一度確認する」をクリック。


以上でブリッジモードでの設定は完了。

ブラウザを再度起動し、Webサイトが閲覧できるか確認。








Windows 8 ではFlash の削除や入れ直しができない!Flash トラブル時の対処法



Windows 8 では
Flash Playerがデフォルトで組み込まれている。

「Windows UI のInternet Explorer」、「デスクトップ UI のInternet Explorer」、 両方にデフォルトでFlash Playerが組み込まれており、Windows UI のInternet Explorer では、互換表示一覧に含まれているコンテンツのみが再生可能となっている。


従来Windows( Vistaや7 ) では、

・Flash Playerの不具合で動画が見れない
・Flash Playerのアップデート後に動画が見れない
・Yahoo! JAPAN やOCN のトップページが半分だけ表示され止まる
・Webサイト読み込み中に画面がフリーズする
・Flash Playerがインストールされているのにインストール要求が表示される

というようなトラブル時に Flashをアンインストールして再インストール という作業で改善することができたが、Windows 8 ではその方法ができない。

Windows 8 で上記のようなトラブルが発生した場合、まず下記のサイトを参照し対処してみるとよい。
http://helpx.adobe.com/jp/flash-player/kb/cq11212144.html


それでも改善しない場合は、Windows Updateにより更新されたFlash Playerの更新プログラムを入れ直しすることで改善できる可能性がある。

1. デスクトップUIのコントロールパネルを表示。


2. システムとセキュリティ⇒Windows Update⇒更新履歴の表示。


3. 履歴の中から一番最新のFlash Player更新プログラムを確認。

例:Windows 8 用 Internet Explorer Flash Player のセキュリティ更新プログラム(KB2847928)
例:Security Update for Internet Explorer Flash Player for Windows 8(KB2857645)
  



4. 同画面(更新履歴の表示)上部または、コントロールパネルのプログラムのアンインストール画面から「インストールされた更新プログラム」をクリック。 


5. 手順3で確認した更新プログラムをアンインストール。(直近のひとつのみでOK)


6. アンインストール完了後、PCを再起動。


7. コントロールパネル⇒システムとセキュリティ⇒Windows Updateをクリック。


8. *個の重要な更新プログラムが利用可能ですというMsgをクリック。



9. 先ほど削除した更新プログラムと同じものが表示されていることを確認し、画面下部の[インストール]ボタンをクリック。

※表示されない場合は左側メニューの「更新プログラムの確認」を実行してから再確認。




※インストール完了後に不具合が解消されているか確認。



[記事32]~[記事44] まで、Windows 8 について今更ながら復習してみたが、一旦ここで終了とする。新しい情報や、役に立つ情報が入ったら、都度記事にしていく。Windows 8.1 に関してもこれから勉強していこうと思う。


Windows 8 無線LANプロファイルの管理はできないの?コマンド操作で圏外のプロファイルの編集が可能



★以下の内容を更に詳しく解説した記事を新しく投稿!要チェック!★
※リンク先の新しい記事は詳しく載せた分少しごちゃごちゃしてるので、新旧記事を見比べてからどちらを参考にするか決めていただきたい
「Windows 8 / 8.1の無線プロファイル確認方法と削除方法を詳しく解説!」


前回の記事で軽く触れたが、Windows 8 では、「ネットワークと共有センター」から「ワイヤレスネットワーク接続の管理」が廃止されたため、

圏外の無線LANプロファイルの削除、変更
※過去に接続したことのある無線LANのうち、圏外の(現在拾えていない)無線LANの接続プロファイルの削除、変更。


接続する無線LANの優先順位の変更


上記のような操作が従来のWindows(XP、Vista、7)のようにはできなくなっている。


Windows Vista や 7 では、「ネットワークと共有センター」内にある、「ワイヤレスネットワーク接続の管理」インターフェイスで、アイコン化された無線LAN接続プロファイルから確認、変更、削除、順入替が操作できた。



 Windows 8 ではこの画面(インターフェイス)が廃止されたため、アイコン化された、無線LANプロファイルを操作することはできない。

圏内のワイヤレスネットワーク(現在も周辺で飛んでいる無線LAN電波)であれば、チャーム上に表示された検出中のSSIDを右クリックすることで、プロファイルをクリアすることはできるが操作性や使い勝手はあまり良くない。

チャーム上からでは、現在は検出できない圏外の無線LANプロファイル(昔繋いだことがある無線LAN電波等)や、誤って作成してしまった無線LANプロファイル、無線親機側で暗号化設定等を変更してしまい情報が変わってしまった無線LANプロファイルを操作することはできない。

チャームに表示されるワイヤレスネットワーク一覧は、すべてPCで検出することができている圏内のワイヤレスネットワークなので、圏外のものはここでは操作できない。


Windows 8 では
「圏外の無線LANプロファイル」
はコマンドプロンプトで操作する。

以下コマンドを実行することで希望する処理が実行できる。


① すべての無線LANプロファイルを表示したい場合

netsh wlan show profiles



② 圏外のプロファイルのセキュリティ キーを表示したい場合
 
netsh wlan show profile name="プロファイル名" key=clear
 
 
 
③ 圏外のプロファイルを削除したい場合
 
netsh wlan delete profile name="プロファイル名"
 
 
 
④ 圏外のネットワークに自動的に接続しないようにする場合

netsh wlan set profileparameter name="プロファイル名" connectionmode=manual


上記①~④の "プロファイル名" の部分には、①のコマンドで確認したプロファイル名を入力する。
 
 

 

ちなみに、

Windows 8 で接続の優先順位が決まるしくみ を紹介。

 

以下の順序でネットワークに接続される。

 
1. イーサネット
2. Wi‑Fi
3. モバイル ブロードバンド
 
既に無線LANに接続している状態で、別の無線LANに接続すると、Windows では最初のネットワークよりもこの 2 番目のネットワークが優先される。
 
モバイル ブロードバンドの場合は、処理が異なり、圏内の無線LANがあるときにモバイル ブロードバンド ネットワークに手動で接続すると、そのモバイル ブロードバンド ネットワークがそのセッションでのみ優先される。次回両方のネットワークが圏内にあるときは、無線LANが優先されるようになる。
 
 
 

2013/08/15

Windows 7 ではできたことができない!Windows 8 で 「失われた機能」 とは何か



「Windows 8 からPCを始めた」という方は、関係ないかもしれないが、Windows XP、Vista、7という従来Windowsを愛用していて、Windows 8 に乗り換えた方は、

「今までできていたことができない?」
「今まであった画面(表示)がない?」


と戸惑ってしまうことも多いはず。



従来Winndowsと比較して、Windows 8 から失われた機能を簡単に紹介する。



スタートボタン、スタートメニュー
誰もがご存じだと思うが、デスクトップUI からスタートボタンが消失。

次期OS、Windows 8.1ではスタートボタンのみ復活、残念ながら、スタートメニューは廃止されたまま。



OS標準 DVDビデオ機能
Windows Media Player のDVD再生機能
ここが一番「何故?」と思われる方が多いはず。

従来Windowsでは、Windows Media Player でDVDを再生することが可能だったが、Windows 8 のWindows Media Player ではDVD再生はできない。DVDデコーダー機能が廃止され、Windows Media Player のDVD設定インターフェイスが完全に削除されている。

※Windows 8 対応のDVD再生ソフトを別途インストールするか、「Windows 8 Media Center Pack」を導入すれば、DVD再生が可能になる。



標準 VGA ドライバ
XPDM ドライバ終了に伴い廃止。



F8キー操作でのスタートアップオプション起動
Windows 8 は高速起動のため、F8キーでスタートアップオプションは起動は不可。

Windows 8 でのスタートアップオプション起動方法
・OS正常起動不可時は自動で起動
・Shiftキーを押しながら、OS再起動
・「PC設定」⇒「PCの起動をカスタマイズする」⇒「今すぐ再起動」をクリック
・「Shutdown/r/o」コマンド実行



ワイヤレスネットワークの管理
無線LANプロファイルの削除や、接続優先順位設定ができたインターフェイスは削除され、チャーム上でアクティブなネットワークの接続情報の変更/削除のみが可能。



その他にも、Windows Media Center が拡張パックでのインストールになったり、OS標準のPPPoE機能を利用してインターネットへ接続する際の、「名前、パスワード、証明書の入力を求める」の有効、無効ができない等、細かい点は多々あるが、やはり一番反響が大きいのは「DVD再生不可」かと。Windows 7 では書き込みのみの対応だったISOファイルが、Windows 8 では、書き込みとマウントとの両方が可能になり、別途ソフトをインストールしなくとも、ISOファイルを光学ドライブとして認識できるようになっていることを考えると、DVDでの映像視聴は古い!とでもMicrosoftは考えたのかもしれないが、TSUTAYAでレンタルしたDVDをPCで見ることを楽しみにしている、PC初心者の方々がたくさんいることをMicrosoftは知らない。(笑)

DVD再生ソフトを別途インストールすればいいだけだが、「PCにDVDを挿れれば映像が映る」と簡単に考えている方ばかりなので、Windows Media Player からDVD再生機能が消えたということに気付くことはもちろんできず、「故障」、「初期不良」と思い込んでいる方を、Windows 8 発売当時にはたくさん目にした。購入から半年以上経っているのに、「何故かDVDが再生できない・・・」と未だに悩んでいる方もちらほら見かける。


Windows 8 思い通りに画面が出せない!従来Windows ユーザに役立つショートカットキー操作


Windows 8 では従来のWindows から大幅に操作方法が変更になっているため、「表示させたい画面が出せない」 と困っている方も多い。


マウス操作やタッチパネル操作で表示することもできるが、ショートカットキーを覚えるとだいぶ楽になるので、Windows 8 のショートカットキー操作について解説する。




以下に紹介するのは、Windows 8 で使えるショートカットキーの中でも、特に便利だと感じているものを独断で選んだものになる。





Windows 8 メール アプリでISPメールが使えない!?メールアプリの仕様を詳しく解説


Windows UI 側にある、「メール」アプリについて解説する。



まずこの「メール」アプリは、IMAPやExchange Active Syncに対応したWebメールや、ISPから付与されたメールは利用できるが、POP3のみに対応したメールは利用できない。


どういうことかというと、Gmail、Hotmail、Outlook.com、Yahoo! メールなどのWebメールは設定可能だが、BIGLOBE、Nifty、PlalaなどのISPのメールサービスに関しては、ISP契約とともに付与されるPOP3メールアカウントは設定できないが、IMAPでメールを受信できるように設定を変更したり、IMAP利用を有償で申し込んだりすれば利用できるものもある。

またISPが提供しているフリーのWebメールサービスでPOP3のメールアカウントと別のメールアドレスを新規取得したり、POP3のメールアカウントを同じメールアドレスをWebメールアカウントとして登録したりすれば、Windows UI の「メール」アプリにも設定できるようになる。


何かややこしいが、ISP契約時に会員登録証のような書面に載っているメールアドレスをWindows 8 のWindows UI 側の「メール」アプリに設定して、メールの送受信をしたいと思ったら、そのメールアドレスがIMAPやExchange Active Syncに対応しているか確認し、対応していれば「メール」アプリで利用可能、対応していなければ利用不可ということになる。

「メール」アプリに設定可能なメールサービス一覧
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/024/default.aspx#1-1

「メール」アプリに設定できないメールサービス一覧
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/024/default.aspx#1-2



ただPOP3のメールアカウントをWindows 8 を利用する以前から使っていて、取引や仕事に欠かせないツールとなっている方には、「設定できない」では済まされない問題となる。もちろんデスクトップ UI 側にWindows Live メール等のメーラをインストールしてPOP3メールアカウントを利用するという手もあるが、Windows UI に慣れてくると、その使いやすさにハマってしまう方もいて、何とか「メール」アプリでPOP3メールを利用できないかと考えてしまう。


そんな時には、

「Webメールを介して、POP3メールを利用する方法」 がある。

Microsoftが設定手順を紹介しているので、こちらを参考にしてみるとよい。
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/024/default.aspx#2-1


手順としては3つのSTEPを設定することで利用できるようになる。


STEP1. Microsoft アカウントを作成する。

※既にMicrosoft アカウントを持っている方はSTEP1は不要。
※Microsoft アカウントって何?という方はこちらの記事を参照。


STEP2. Outlook.com を介して、POP3 メールを送受信できるように設定する。


STEP3. 「メール」アプリ Outlook.com のメールアカウントを追加する。


上記3つのSTEPの詳細手順を画像付きで確認したい方は下記を参照。
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/024/01.aspx#1-1


2013/08/08

Vistaや7とは違う!ルータなしのLAN環境でWindows 8 を使う場合の注意点



宅内のLAN環境に「ルータ」がない場合にはいくつか注意点がある。

まずは何度もこのブログ内で書いているが、Internet Explorer 10 ではPC内のPPPoE接続を、ブラウザ起動時に自動接続するように設定することはできないということ。

これはWindows 8 の仕様というよりも、Internet Explorer 10 の仕様となる。


詳しい内容や対処法は以下記事を参照。

http://nw-knowledge.blogspot.jp/2013/06/8-internet-explorer-10.html

また、多発したわけではないが、以下のようなトラブルもいくつか目にした。

ルータなしの環境下で、Windows UI 側のアプリの更新や、インストールができないというトラブル。

※上記トラブルを「ルータあり」の環境下で私自身は確認していない。

既に更新プログラムのインストールで解決済みの問題のようだが、ルータなしのLAN環境で、Windows Updateを手動に設定している方は、この更新プログラムのインストールは必要かと感じる。

参考情報
http://support.microsoft.com/kb/2800086/ja
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/networking/win8rp/3dd4b20f-8928-4e93-99c9-afa7efa292cb




2013/08/07

Windows 8 「PC設定」と「コントロールパネル」何が違うの?どう使いわけるの?



Windows 8 では従来のWindows と同じような「コントロールパネル」をデスクトップ UI 側に持っている。それとは別に、「PC設定」という画面をWindows UI 側に持っている。「コントロールパネル」も「PC設定」も各種設定を確認/変更する画面という認識で概ね問題ないが、「コントロールパネル」と「PC設定」では「できる」、「できない」が異なる。


例えば、

ローカルアカウントをMicrosoft アカウントへ切り替える設定は「PC設定」。


Microsoft アカウント利用時の同期に関する各種設定は「PC設定」。


「コントロールパネル」、「PC設定」どちらからでもPCを使用するユーザのアカウントを追加することは可能だが「PC設定」から追加したアカウントはすべて「標準ユーザ」となる。「管理者アカウント」への変更設定は「コントロールパネル」からのみ可能。


「PC設定」からは、ネットワークに関する詳細設定や確認はできない。IPアドレスの確認/固定、各種接続プロファイルの作成等は「コントロールパネル」。


上記のように、できることが違ってくる。

「PC設定」からの設定変更や確認ができない場合は、「コントロールパネル」を見てみるなど、両画面を比較しながらWindows 8 を利用していくことで理解が深まる思われる。


2つのIntetnet Explorer の違いは?Windows 8 初心者が何故?と感じる2つのIEについて解説



Windows 8 のInternet Explorer は、Windows UI 上で動作するInternet Explorer と、デスクトップ UI 上で動作するInternet Explorerで仕様が異なる。

どちらも同じInternet Explorer 10 だが、見た目や動作が異なるので、困惑してしまうユーザが多い。

※以下からは、Internet Explorer を「IE」と略して説明する。


デスクトップ UI 側のIEは従来までのIEと大差はないので、使い方で困ることは少ないはず。以下はWindows UI 側のIEを中心に説明する。


Windows UI 上で動作するアプリのため終了操作は不要。

スマートフォンのブラウザと同じように前回開いたWebページが最初のページとして起動する。
以前のOSではブラウザ起動時に同じホームページが表示されることが当然だったため、この仕様で困惑する方が多い。

※PCをシャットダウンし、再度起動したあとでも、Windows UI のIEを起動すると前回開いたWebページが最初のページとして起動する。もし毎回同じページをWindows UI のIE起動時に表示させたいのであれば、Windows UI のIEを終了*させる必要がある。終了させてやることでデスクトップ側のIE のホームページ設定が共有され表示される。

*ここでの「終了」とは、キーボードの「Win」+「Ctrl」+「Tab」操作により、画面左側に表示される「起動中アプリ一覧」から、Windows UI 上のIEを選択し、右クリック⇒「閉じる(C)」をクリックし終了させる操作、または、Windows UI 上のIE起動中にマウスポインタを画面上部に持っていき、下部へドラックして終了させる動作のことを指す。

《参考URL》
http://vcl.vaio.sony.co.jp/windows/8/begin/app_onoff.html

※Windows UI 上のIEでは、ブラウザ起動時のホームページを設定することができないので、デスクトップ UI のIEのホームページが共有され表示される。



Windows UI のIEと、デスクトップ UI のIEではお気に入りも共有される。

個々に追加する必要はないのは便利だが、削除時も共有されるので注意が必要。



Windows UI のIEではプラグインは動作しない

Flashのみ動作するが制限があるため、閲覧するのにアドオンやプラグインが必要となるWebサイトに関しては、デスクトップ UI のIEを使用するようになる。


まだまだ違いはたくさんあるが、最低限上記あたりを知っていると、利用していくうえでの困惑が少なくなると思う。

もっともっと違いを知りたいという方は、次のサイトを要参照。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ie/hh771832(v=vs.85).aspx


個人的にはあまりおすすめしないが、「Windows UI 上にあるIEのタイルからも、デスクトップ UI のIEを起動させたい」という要望を多々受けるので一応紹介する。ただできれば上記URLの情報から、Windows 8 のInternet Explorer を理解し、Windows UI 側と、デスクトップ UI 側のIEを使い分けることをおすすめする。

Windows UI のIEタイルから、デスクトップ UI のIEを起動する方法

1. デスクトップ UI 上で、インターネットオプションを開く。

2. インターネットオプション画面内、プログラムタブを開く。

3. 「Internet Explorer タイルをクリックするとデスクトップで開く」にチェックする。



2013/08/04

Windows 8 の新しいスタート画面とデスクトップ画面の違いを解説



Windows 8 は、「Windows UI」 と 「デスクトップ UI」 の2つのインターフェイスを搭載している。

※Windows UI の呼び名は、Modern UI、Windows 8 UI、新 UI、スタート画面等々様々。

Windows 8 の起動時に最初に表示される画面のことを指す。

本記事では「Windows UI」で統一。


この2つのUIの違いを理解して利用している一般ユーザは少ない。

簡単にまとめると・・・


Windows UI 上では従来のWindows アプリケーションは動作しない。
※従来のWindows アプリとは、7/Vista/XPで使用していたアプリケーションのこと。ExcelやWord等のOffice製品や、Web上からダウンロードできる各種フリーソフト等。


Windows UI 上で動作するアプリは「Windows ストア」からインストールする。


Windows UI 上のアプリは基本的に閉じる必要がない。(× ボタンがない)
※PLMという技術により、CPUやRAMを消費しすぎないようにアプリを実行し、ユーザが直接やり取りをしているアプリのみがCPUを使用できる。


上記PLMが適用されるのはWindows UI 上で動作するアプリのみ。
※デスクトップ UI よりも、Windows UI を使用した方がバッテリの寿命は長くなる。


デスクトップ UI は、Windows UI 上のアプリケーションとして扱われる。
※簡単に言えば、Windows UI あってのWindows 8 ということになる。


Windows UI では、アイコンという概念ではなく「タイル」と呼ぶ。
※「タイル」はアプリの起動ボタンという機能のみではなく、タイル上に詳細情報を表示できる機能を備えているため、アプリを開かなくとも、天気やニュースなどをスタート画面上で動的に確認できる。デスクトップアプリ(Windows 8 の前に存在した全てのWindows アプリケーション)は、Windows UI にタイルを持つことはできるが動的変化はできない。

Microsoft アカウントのセキュリティ対策!「信頼済みPC」の登録



同一のMicrosoft アカウントを用い、端末同士を同期させるためには、お互いのPCが安心できる安全な端末であることを証明する設定が必要となる。

https://account.live.com

にサインインし、お使いのPCを「信頼済みPC」として登録する必要がある。



信頼済みPC 登録方法は、

◆Windows 8 に登録した連絡用メールアドレスを使う。

◆既に信頼済みPCとして登録してある端末を使う。

のどちらから選択することになる。



詳細に関しては下記サイトを参照。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/what-is-trusted-device?woldogcb=0

http://news.mynavi.jp/special/2012/windows8/073.html



Windows RTって?Enterpriseのライセンス認証方法は?Windows 8 をEditionごとに解説


Windows 8 には次の4つのエディションが存在する。

Windows 8
Windows 8 Pro
Windows 8 Enterprise
Windows RT


Windows 8 Enterpriseは企業向け、ビジネス向けのエディション。

Widows RT はiPhoneやAndroid 端末などに用いられるCPU(ARMプロセッサ)を搭載している端末や、タブレットPCにインストールされるOS。

Windows RT はARM プロセッサ で動作するので、従来のWindows アプリケーションは動作できない。ただWindows 8 同様のデスクトップ UI は存在し、ARMプロセッサ上で動作するデスクトップアプリケーション「 Office 2013 RT」 Word / Excel / PowerPoint / OneNote のOutlookを含まない4種が標準搭載されている。


Windows 8 Enterprise のライセンス認証方法は他のエディションとは異なる。

企業向けのエディションのため、個人で利用している方は少ないと思うが、参考までに、Windows 8 Enterprise でのライセンス認証方法を紹介。


1. コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動。



2. slmgr[半角スペース]-ipk[半角スペース]の後に続けてプロダクトキーを入力。



3. 次のMsgが表示されればOK。



4. あとは、インターネットに接続し、ライセンス認証を実行すれば完了。



2013/08/02

Microsoft アカウントがわからない!Microsoft アカウントの基礎を知ってWindows 8 を使いこなす



まずはWindows 8 で使用する2種のアカウントについて説明する。

「Microsoft アカウント」

「ローカルアカウント」


まずは、「Microsoft アカウント」について。

Windows 8 用のアカウントという意味ではなく、「Windows Live ID」の新しい名前だと思って構わない。なので、「Microsoft アカウント」は、Microsoftが提供するWebサービスを利用するために必要なメールアドレスとパスワードだと思っていただいて構わない。


HotmailやSkyDriveを利用する際に、メールアドレスとPWでサインインしてから使用することになるが、そのメールアドレスとPWが「Microsoft アカウント」となる。

Windows 8 の場合は、「Microsoft アカウント」でPCにサインインするとクラウドサーバに接続され、他のWindows 8 端末(PC/タブレット/Windows Phone)とデータや設定の同期、共有が可能となる。


分かり易い例としては、

自宅にWindows 8 PC があり、出先で使用するためにWindows 8 タブレットPCもあると仮定する(計2端末)。通勤途中にタブレットPCでネットを見ていたところ、気になるサイトを見つけたので、「お気に入り」に登録。こういったことを繰り返していくと、自宅のWindows 8 PCと、タブレットPCの「お気に入り」に差異が生じてしまう。もし「お気に入り」の内容を揃えようとするならば、手作業だったり、同一のエクスポートファイルをインポートする等の作業が発生してしまう。

ただ自宅のPCも、タブレットPCも、同一の「Microsoft アカウント」でサインインしてしまえば、同期が行われ、「お気に入り」の内容が自動で更新され同じ内容にすることができる。


お気に入りに限らず、壁紙だったり、キーボード設定だったり、Webサイトのサインイン情報だったり、アプリの設定だったりと、個別に同期をする/しないを設定することができる。

また端末間の同期だけでなく、FacebookやTwitterなどのWebサービスとも共有ができる。

端末を複数所持しているユーザや、各種オンラインサービスを多用しているユーザにとっては面倒な作業なく、サブPCをメインPCと同じ状態に持っていくことができたり、オンラインサービスで使用している写真やデータを簡単に共有することが可能になる。


「Microsoft アカウント」として利用するメールアドレスは、既に利用中のメールアドレスでも構わない。Microsoft が提供するフリーメールを仕事やプライベートで利用している場合はそのアドレスをそのままMicrosoft アカウントとして登録すればよい。

※Hotmail アカウント、Outlook.com アカウントなど。
 (@live.jp、@hotmail.co.jp、@outlook.com などのメールアドレス)



Microsoftとは無関係のGmailなどのフリーメールや、ISPや他社から提供されたメールアドレスをMicrosoft アカウントとして登録することも可能である。

ただ、ISPから付与されたメールアドレスをMicrosoft アカウントとして利用する場合は、Windows 8 へのサインインや、SkyDriveの利用は可能だが、Windows 8 の「メール」アプリでの送受信ができない等の制限もある。

※ある設定をすればPOP3のメールサービスを、メールアプリで利用することが可能。
http://nw-knowledge.blogspot.jp/2013/08/40-windows-8.html



「ローカルアカウント」はその名の通り、端末個々で使用するローカルなアカウントなので、同期はできない。今までのOS(XPやVistaや7)で使用していたアカウントと同じものだと思ってもらって構わない。


私の周りだけかもしれないが、何となくWindows 8 を購入した方や、Windows 8 しか売ってなかったから購入したという方の大半はローカルアカウントで利用していることがほとんだ。Windows 8 の機能を最大限生かし、様々なWebサービスを利用していくのであれば、Microsoft アカウントでWindows 8 を利用することをおすすめする。

Windows 8 の「なんか使いづらい」を解消!今からでも遅くない!Windows 8 を理解する



ここ半年間で「Windows 8」ユーザがすごく増えたと感じている。

意図して購入したというよりも、家電量販店でのラインナップがWindows 8 一色なので、否応なしに、PC購入=Windows 8 という図式になり、PC初心者の方でもWindows 8 ユーザというパターンを多く見かけるようになった。

98、98SE、ME、2000、XP、Vista、7、それらのOSに慣れているユーザにとってWindows 8 は、「・・・」と沈黙してしまうほどの変わりようだったので、Windows 8 がMyPC1号というユーザの方が逆に抵抗なく触れるのかもしれないが、Windows 8 の各機能、旧OSとの違い、等を把握したうえで、利用しているユーザは非常に少ないのが現状だと感じる。

Microsoft アカウントの意味が分からずローカルアカウントで使用している方。

各種機能画面の表示方法が分からず、あきらめている方。

ショートカットキーでの操作が分からず、遠回りな操作をしている方。

WMPでDVDが再生できないと嘆いている方。

などなど、もう少し知っていれば、もっと便利に使えるのに・・・と思ってしまうケースが多いので、Windows 8 についての記事を書きたいと思う。

「今更??」と思う方もいるかと思うが、「取り敢えず購入してみたものの訳もわからず使っている」
というユーザが非常に多いので、そんな方の参考になればいいと思っている。

※私自身も「8」は所持していないので、「備忘録」と「復習」のために記してみる。


そして、Windows 8 の次期アップグレードと称される、「Windows 8.1」が今年中にはリリースされることになり、既に「Windows 8.1 Preview」というWindows 8.1 のプレリリース版の配布も始まっている。

ここで改めて自分自身もWindows 8 を復習し、Windows 8.1 のリリースに備えた正しい知識を身に付けていきたいと思っている。

2013/08/01

インターネットの画面が固まる!おかしい!Internet Explorer 10 でのトラブル対処法



「気づかぬうちに、いつの間にか IE10 になっていた!」という方が非常に多い。

そして・・・

「固まる・・・フリーズする・・・」
「応答なしになる・・・」
「複数のタブを開くと、スクロールできなくなる・・・」
「ずーっとグルグル読み込み中のまま動かない・・・」
「特定のサイトが開けない、開くまで時間がかかる・・・」

なんて症状もよく耳にする。


ルータなしのLAN環境で、PCにインターネットの接続設定(OSのPPPoE機能)をして、ネットを利用しているユーザからの「ダイヤルアップ接続のダイアログが頻繁に表示される」という現象も、もう飽き飽きするくらい耳にしている。

※ダイヤルアップ接続ループに対する改善策はこちらの記事を参照。



Internet Explorer 10 をアンインストールして、Internet Explorer 9 に戻そう!!

と考えがちですが、安易にロールバックすると思わぬトラブルが発生する可能性があります。特にWindows Update を手動でしている方は要注意。
http://support.microsoft.com/kb/2864931/ja


なので、Internet Explorer 10 にしてから調子が悪 という方は、Microsoft側で公開しているIEのトラブルシューティングを参考にしてみると、けっこう解消されることが多いのでやってみる価値はある。以下URLが、IE トラブル時の対処法のページ。
http://support.microsoft.com/kb/2539119/ja